ビリー・アイリッシュは成長する中で最も大切だった曲がどれかについて語っている。
現在18歳のビリー・アイリッシュは子供の頃に不可欠だった曲としてブリトニー・スピアーズやアヴリル・ラヴィーン、ザ・ビートルズの曲を挙げ、なかでもアヴリル・ラヴィーンの“Losing Grip”について語っている。
「この曲が最も好きなアヴリル・ラヴィーンの曲ね。“Complicated”や“I’m With You”、“Sk8er Boi”、“Girlfriend”やと並んで私が子供の頃にすごく大きな曲だった。あとは“Keep Holding On”とかね」と彼女はアップル・ミュージックのラジオ番組「ミー&ダッド・ラジオ」で語っている。“Losing Grip”は2002年発表のアヴリル・ラヴィーンのデビュー・アルバム『レット・ゴー』からの最後のシングルとなっている。
「でも、この曲は2018年にまた普段の中で聴くようになった。この曲でよく羽根を伸ばしていたの。車の中でこの曲を叫んでいたわ」とビリー・アイリッシュは続けている。「この曲のコーラスはとんでもないし、本当にいいわ。ビートもすごいしね」
「人生でこんなサウンドを聴いたことがなかった。こんな曲、他にないわ。まったくもってね。この曲って古くならないのよ。2年前、仲間といた時に、どこに行ってもこの曲を叫んでいた。曲の始まりを聴く度に『みんな、準備はいい?』という感じだったわ」
インタヴューでビリー・アイリッシュはシャッフル機能を使ってブリトニー・スピアーズの曲をランダムで選んだところ、1998年発表の“…Baby One More Time”が選ばれている。
「これはものすごい曲よね。この時期のブリトニーはとんでもなかった。ブリトニーには感謝ね。というのも、最近、数週間前だったんだけど、インスタグラムで私の曲のビデオをいくつか投稿してくれていたの。漏らしそうだったわ。大好きよ、ブリトニー」と彼女は語っている。「この曲は名曲よね。誰もが“…Baby One More Time”は知っている。リヴィング・ルームで小さなひどいスピーカーでこの曲に合わせて踊っていたわ」
ビリー・アイリッシュはザ・ビートルズについては『アビイ・ロード』に収録されている“Something”を挙げている。「恋をしていた時にこの曲を聴いた時のことを覚えている。それで、この曲にもう一度惹きつけられたの。分からないけど、すごくうまい言い回しの曲だと思ったの」とビリー・アイリッシュは語っている。
彼女は次のように続けている。「歌詞があんまり聴いたことのないものだと思った。多くの人が似たようなことは言っているけど、ザ・ビートルズだけがちゃんと伝えることができているように感じる。それって私たち自身が感じる、人間としての感情よね。だから、ザ・ビートルズは“Something”だわ。みんなも知っている通り、ザ・ビートルズは私たちが育つ中で聴いてきた音楽のおそらく主要な部分を占めている。彼らの曲はどれも好きで、憧れながら育ったけど、この曲は離れられない曲なの」
先日、ビリー・アイリッシュはインスタグラムですべてのフォローを外している。