マーキュリー・プライズは2020年の候補作品が発表され、栄えある25000ポンドの賞金に向けてデュア・リパやチャーリーXCX、ストームジーの作品が選ばれている。
デュア・リパはセカンド・アルバム『フューチャー・ノスタルジー』ら候補となっており、チャーリーXCXはロックダウンの最中にロサンゼルスの自宅で制作された通算4作目のアルバム『ハウ・アイム・フィーリング・ナウ』が候補となっている。
ストームジーはセカンド・アルバム『ヘヴィー・イズ・ザ・ヘッド』が候補となっており、ストームジーにとってマーキュリー・プライズの候補になるのは初めてとなっている。
他にはマイケル・キワヌーカ、ポリッジ・レディオ、スポーツ・チームらの作品が候補となっている。
候補作は以下の通り。
Anna Meredith – ‘FIBS’
Charli XCX – ‘how i’m feeling now’
Dua Lipa – ‘Future Nostalgia’
Georgia – ‘Seeking Thrills’
Kano – ‘Hoodies All Summer’
Lanterns on the Lake – ‘Spook the Herd’
Laura Marling – ‘Song for Our Daughter’
Michael Kiwanuka – ‘KIWANUKA’
Moses Boyd – ‘Dark Matter’
Porridge Radio – ‘Every Bad’
Sports Team – ‘Deep Down Happy’
Stormzy – ‘Heavy is the Head’
新型コロナウイルスの影響でライヴによる授賞式は開催されない見込みだが、受賞作はアニー・マック、アンナ・カルヴィ、スーパーグラスのギャズ・クームスといった審査員によって選ばれる。
審査員は次のような声明を発表している。「この大変で不確かな時にマーキュリー・プライズは音楽の鼓舞・刺激する並外れた力を讃えることができるのを誇らしく思っています。2020年の候補作はサウンドやスタイル、野心、体験において多様性を示してくれています。これらのアルバムは否応なしの緊急性とかつてなく音楽が大切になっているという信念を見せてくれています」
昨年はアイドルズやスロータイ、リトル・シムズらをしのいでデイヴの『サイコドラマ』が受賞している。