メガデスのフロントマンであるデイヴ・ムステインは昨年咽頭ガンと診断された時にアイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンから助言をもらったと語っている。
現在58歳のデイヴ・ムステインは昨年6月17日に自身のフェイスブックで咽頭ガンを患っていることを公にして、「90%の成功率があるという治療計画」を立てていることを明かしていた。
今回、『フォーブス』誌のインタヴューを受けたデイヴ・ムステインは同じく咽頭ガンを患ったことのあるブルース・ディッキンソンからアドバイスをもらったことを明かしている。
「ガンと診断された後、ブルースと電話をしたいと思ったんだ。僕には咽頭ガンにかかってもヘヴィ・メタルを歌っているシンガーばかりが載っている電話帳があるんだ(笑)。だから、選択肢は限られていたよね」
「ブルースと話をして、彼のことを本当に誇りに思ったよ」と彼は続けている。「すごく近い関係というわけではないけれど、彼については憧れている人なんだ。彼が言ってくれたことをそのまま君に言うよ。元気でポジティヴでいい人や物、場所に囲まれるようにすること。そして、不必要なストレスを生まないようにすることだってね」
「この銀河で最大のバンドの一つでフロントマンをやってたら、他のロック・バンドのフロントマンにやさしくする必要なんてないのにさ。彼はいつだってすごくやさしくしてくれるんだ。『紳士的』なんて言葉は使いたくないね。誰にも彼のことをいやな奴だと思ってもらいたくないからね」
先日、メガデスのデイヴ・ムステインは「ガンから100%回復した」と語っている。デイヴ・ムステインは現地時間1月31日にロンドンのウェンブリー・アリーナで行われたライヴの場でこの吉報を発表している。