スティングはアルバム『デュエッツ』に収録されるズッケロとのデュエット曲“September”の音源が公開されている。
“September”はスティングがプロデュースしたスティングとズッケロによる共作曲で、スティング&シャギー『44/876』などでグラミー賞を4回受賞しているロバート・オートンがミックスを担当している。この曲は12月11日にリリースされるズッケロのアルバム『D.O.C. Deluxe』にも収録される。
“September”の音源はこちらから。
スティングは“September”について次のように語っている。「“September”はこのパンデミックへの応えとして生まれた曲だ。毎日同じ状態が続いていた時、9月には終息し、雨がすべてを洗い流すだろうと思われた。この曲にはとてもイタリアっぽいメロディがあると思い、ズッケロに電話して歌詞の一部をイタリア語にしてもらい一緒に歌ってもらおうと考えた。僕たちは30年以上の友人なので自然なことだと思った」
ズッケロは次のように続けている。「スティングと一緒に仕事する時、プランがあったことはない。彼は電話してきて、書き終えたばかりの曲にイタリア語で歌詞を書いてほしいと言った。僕はその曲をとても気に入って、デュエットをすることになった。この曲は、今皆が経験している、すべてが止まった状態を反映している。早く普通の状態に戻ってほしいと思う。今日もこの“September”がすぐに来ることを願っている」
『デュエッツ』には長いキャリアを通して発表してきたデュエットやコラボレーションから17曲が収録される。