ペール・ウェーヴスはニュー・シングル“She’s My Religion”が公開されている。
“She’s My Religion”は来たるセカンド・アルバム『フー・アム・アイ?』に収録される。アルバムからは先月“Change”が公開されている。
“She’s My Religion”については5月にデモ音源が公開されていたが、今回完成したスタジオ・バージョンが公開されており、「脆くノスタルジックなグランジ・ポップ」と評されている。
「“She’s My Religion”は典型的なラブソングではないの」とヘザー・バロン・グレイシーは述べている。「社会は人の暗い面を愛されないものとして描写し、良い面だけに焦点を合わせる傾向があると思うの。誰かのすべてを愛する事は自由で真実の愛を創り出すと信じている。私のファンにはこの曲の中に自分自身を見つけ出してもらいたかった。私がもっと若かった頃、世界の中で自分の場所を気付かせてくれるこんな曲があれば良かったと思う」
ペール・ウェーヴスは12月18日に1度限りの配信ライヴを行うことが決定している。「アコースティック、フロム・ホーム」と題されたこの公演はヘザー・バロン・グレイシーがアコースティックで新旧の楽曲を披露するものになるという。
2018年発表のデビュー・アルバム『マイ・マインド・メイクス・ノイズ』に続くセカンド・アルバムは昨年のUKツアーで披露されていた“Tomorrow”も収録される。他にも“You Don’t Own Me”、“Odd Ones Out”、“Wish U Were Here”といった楽曲が収録される。
プレス・リリースによれば、『フー・アム・アイ?』は「ペール・ウェーヴスのマニフェストとして包括性を活性化させ、自己発見を促し、なりたいありのままの自分でいるという考えを表現している」という。歌詞はヘザー・バロン・グレイシーが体験した憂鬱や動揺、暗い感情に基づいているとしている。
先日、ヘザー・バロン・グレイシーは『NME』のインタヴューで新作で自身のセクシャリティを受け入れたことについて語っている。「自分自身のことを掘り下げたい一歩を踏み出したことで、自分自身に自信を持てるようになったし、自分のセクシャリティも誇りに思えるようになった」と彼女は語っている。「肩の荷が下りたような感じよね」