クイーンのギタリストであるブライアン・メイは存在しないと思っていた昔のライヴ音源を発見したことについて語っている。
ブライアン・メイはロンドンのインペリアル・カレッジで行われた昔のライヴ音源を発見したものの、元々はリリースするつもりがなかったことを『クラシック・ロック・マガジン』誌に語っている。
「その音源をどうすべきか話し合っているんだけどさ。数年前は守っておきたい気持ちがすごく強くて、『荒いからこれは誰も聴くべきじゃない』と思ったんだ」とブライアン・メイは語っている。
「でも、今は自分たちの人生におけるポジションもあって、寛容に考えるようになったんだ。当時、僕らがいた場所を恥ずかしく思わなくなったんだ。世界を敵に回してもね」
しかし、ブライアン・メイはフレディ・マーキュリーの声が全盛期ほど力強くないためにやはりリリースには慎重になっていると語っている。「フレディは意志もカリスマ性も情熱もあって、それを活かしきれていないものになっているんだよね」
「それでちょっと躊躇っているんだよね。フレディがこれを聴いて喜んでくれるのか分からないからね」
「でも、不思議なことにフレディが生きてて、もしここにいたら、僕と同じことを言うんじゃないかな。『僕らもガキだったんだな』ってね」
先日、ブライアン・メイは絶滅危惧種の野生動物を保護するために香水を発表している。
「セイヴ・ミー」と題された香水はブライアン・メイとイタリアのブランドであるセルヨッフの創設者であるセルジオ・モモとのコラボレーションとなっている。