Sinead O’connor、インタヴューが「女性蔑視で侮辱的だった」としてラジオ番組への出演を拒否

Sinead O'connor

シネイド・オコナーは直近のインタヴューが「女性蔑視で侮辱的だった」としてBBCの『ウーマンズ・アワー』に出演しないと宣言している。

現地時間6月1日に番組に出演したシネイド・オコナーは司会のエマ・バーネットに新刊『リメンバリングス(原題)』について語っている。

しかし、エマ・バーネットが『テレグラフ』紙の音楽評論家のニール・マコーミックがシネイド・オコナーのことを「ポップ界の屋根裏部屋の狂女」と小説『ジェーン・エア』を引き合いに出して評したことに言及したことで、会話は気まずい展開を見せている。

本名をシュハダ・サダカットに変えたシネイド・オコナーは次のように答えている。「『ジェーン・エア』を引き合いに出すのはちょっとやり過ぎね。『ジェーン・エア』で描かれるような『ポップ界の屋根裏部屋の狂女』なんて受け取られたことはないと思う」

「ナイフで人を襲うわけでもないし、パジャマで出歩いて人にケンカしようとするわけでもない」

出演後、シネイド・オコナーは次のようにツイートしている。「エマ・バーネットによるインタヴューは極めて女性蔑視で侮辱的だったと思う。罵詈雑言の間違った質問や見解が相次いだわ。『屋根裏部屋の狂女』というね。あの時点で止めるべきだった。『ウーマンズ・アワー』には二度と出ないわ」

その後、次のようにもツイートしている。「あと、ジャマイカの男性を傷つけたなら謝罪するわ。私は音楽業界の特定の友人のことを言っていたの。ジャマイカの人々はこの地球でも最も好きな人々だし、ジャマイカの男性ミュージシャンからは大きな影響を受けてきたわ」

これについてはシネイド・オコナーが4度結婚して4人の子どもをもうけたことについてジャマイカの男性を引き合いに出して語っていた。

「私はジャマイカの父親みたいな感じなのよ。家の入れ替わりが激しいの」と彼女は語っている。

「誰と子どもを作っても誰も動じないのよ。たくさんの人と子どもを作っても平然としているのよ」

シネイド・オコナーの批判に対してBBCの広報担当者は次のように述べている。「彼女の新刊についてのインタヴューでシネイド・オコナーは自身のメンタル・ヘルスについて語り、新刊のレヴューにおける音楽評論家のコメントに思ったことを尋ねられました」

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