デーモン・アルバーンは『NME』にゴリラズの「カーニヴァルをテーマにした」新曲に取り組んでいるだけでなく、もう一度ブラーを再結成する「アイディア」について話をしていると語っている。
デーモン・アルバーンはセカンド・ソロ・アルバム『ザ・ニアラー・ザ・ファウンテン、モア・ピュア・ザ・ストリーム・フロウズ』のリリースに向けて『NME』のインタヴューを受けており、2月にアルバムを完成させた後も他のプロジェクトで忙しくしていると語っている。
「その後もカーニヴァルをテーマにした音楽にゴリラズとしてウェスト・ロンドンの人たちと取り組んでいるんだ」とデーモン・アルバーンは語っている。「ファースト・アルバムの精神に立ち返ろうと思っているんだよね」
彼は次のように続けている。「すごく面白くて、楽しんでいるよ。『ザ・ニアラー・ザ・ファウンテン、モア・ピュア・ザ・ストリーム・フロウズ』に対する逆のバランスとしていい感じなんだよね。僕はアルバムを完成させた後、別のものがどうしても必要になってしまうんだよ。スティール・パンのドラムとカシオのMT-40sがいつもいい癒やしになるんだ」
ゴリラズは通算7作目のアルバム『ソング・マシーン:シーズン1 – ストレンジ・タイムズ』を昨年リリースしており、デーモン・アルバーンは2010年発表の『プラスティック・ビーチ』の続編を予告していた。
インタヴューでデーモン・アルバーンはブラーのデイヴ・ロウントゥリーが今年1月に新型コロナウイルスが収まったらブラーの再結成の可能性があると語ったことにも言及している。
「まあ、最近も話をしたよ。でも、それ以上の進展はないね」とデーモン・アルバーンは語っている。「アイディアはあるんだけど、今はちょっと僕が忙しかったからね。実現するのは自分の準備ができた時だね」
彼は次のように続けている。「求められた時にやるよ。不用意にその手のことで嘘をつきたくないんだ」
ブラーがライヴを最後に行ったのは2019年3月で、アフリカ・エクスプレスの公演にサプライズで出演して3曲を披露している。フル・ライヴを最後に行ったのは2015年11月のアブダビF1グランプリとなっている。