映画『あの頃ペニー・レインと』のサウンドトラックは様々なトラックで構成された102曲のデラックス版でリイシューされることが決定している。
キャメロン・クロウ監督によるロック映画の名作である『あの頃ペニー・レインと』は昨年公開から20周年を迎えており、映画で使用された音楽を初めて一つにまとめた形でリリースされる。
デラックス版ではレッド・ツェッペリン、ザ・ビーチ・ボーイズ、ジョニ・ミッチェル、キャット・スティーヴンス、ザ・フー、フリートウッド・マックらの楽曲が収録されるほか、劇中の架空のバンドであるスティルウォーターのために制作された“Fever Dog”なども収録される。
このリイシューにはエルトン・ジョンの“Tiny Dancer”をキャストが歌ったバージョンやザ・フーの“Amazing Journey / Sparks”をキャメロン・クロウがアレンジしたリミックスも収録される。ナンシー・ウィルソンが手掛けたオリジナル・スコアも収録され、14トラックのアウトテイクも収録される。
ズーイー・デシャネルが冒頭で言う台詞「One day, you’ll be cool」などもトラックとして収録される。
ボックスセットには40ページのブックレット、バックステージ・パス、レスター・バングスの『クリーム』の名刺、レプリカのチケット、スティルウォーターが表紙を飾った米『ローリング・ストーン』誌が同梱される。
『あの頃ペニー・レインと』のデラックス版は7月9日にデジタルでリリースされており、CD5枚組、アナログ盤6枚組、180g重量盤アナログレコード2枚組、CD2枚組でもリリースされている。
また、パラマウント・ホーム・エンタテインメントは『あの頃ペニー・レインと』を限定のBlu-rayで初めて4Kでリリースすることも決定している。
再発盤ではオリジナルの劇場版に加えてブートレッグ・カットや様々なボーナス・コンテンツも収録される。