アイアン・メイデンはニュー・アルバム『戦術』の制作について振り返ったショート・フィルムが公開されている。
先月、アイアン・メイデンは6年ぶりとなる新曲“The Writing On The Wall”を公開していた。その後、通算17作目となるスタジオ・アルバム『戦術』が9月3日にリリースされることが発表されている。
映像はベーシストのスティーヴ・ハリス、フロントマンのブルース・ディッキンソン、プロデューサーのケヴィン・シャーリーが前作『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』のレコーディングも行ったパリのウィリアム・テル・スタジオでアルバムについて語るものとなっている。
「本当にすごく素晴らしい体験だったんだ」とブルース・ディッキンソンは語っている。
「今回は『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』よりもいいと思う。本当にそう思うんだ。まだ全編を聴き返せてないけどね。その最中だったんだよ」
公開された映像はこちらから。
「『魂の書~ザ・ブック・オブ・ソウルズ~』よりも複雑だと思う」と彼は続けている。「間違いなくもっと多様なんだ。いくつか純粋に驚かされる瞬間があると思うよ。2曲のうちの1曲は『え? これがアイアン・メイデン?』というものなんだ」
スティーヴ・ハリスは次のように続けている。「それがこのアルバムでやっている美しさの一部なんだ。こんなことをするなんて思ってなかったからね。あらかじめ考えたアイディアはなかった。そういうことなんだ。どんな時も自分たちのいる場所を体現しているんだ」
先日、アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンは新作の一部を松葉杖姿でレコーディングしたことを明かしている。
『ケラング!』誌のインタヴューでブルース・ディッキンソンはアキレス腱の怪我で松葉杖が必要だったと語っている。