アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソンはカリフォルニア州のアナハイム公演でステージに上がってきたファンを引きずり降ろした映像がオンラインで公開されている。
アイアン・メイデンは現在北米で「レガシー・オブ・ザ・ビースト」ワールド・ツアーを行っており、ツアーは10月27日のフロリダ州タンパ公演で締めくくられる。
『ブラバーマウス』によれば、この日の公演で最後に演奏された“Aces High”でファンがステージに乱入する事態が発生している。
ブルース・ディッキンソンは最初は乱入したファンを手招きするように見えたが、観客に向けてヘッドバンギングをした後、シャツの首の部分をつかんで乱入したファンを引きずり降ろしている。その後、ステージに戻ったブルース・ディッキンソンは曲を最後まで演奏している。
問題の映像はこちらから。
今年7月、ブルース・ディッキンソンはギリシャ公演で客席から火の手が上がった時にも怒りを露わにしていた。
先日、ブルース・ディッキンソンはこれ以上歌えなくなったら、バンドにはシンガーを代えてもらいたいと語っている。
『デイリー・スター』紙に彼は次のように語っている。「もし明日、一晩で4曲以上歌えないとなったら、みんなには続けてもらって、後任を選ぶべきだと思うね。時々、首を突っ込むかもしれないけど、残りは別のシンガーにやってもらいたいよ」
「キース・リチャーズを見ると、関節炎を患っていて、毎晩が最高のフォームではないけれど、彼は他のギタリストに支えられているんだよね。それがザ・ローリング・ストーンズなんだ。誰も動揺しないんじゃないかな。でも、自分の言ったことはどれも起こらないんだけどね」