日本アカデミー賞作品「新聞記者」や、東京国際映画祭作品賞(スプラッシュ部門)「i-新聞記者ドキュメント-」で官邸政治の闇や菅首相(当時官房長官)をウォッチしてきたスターサンズが、“今、一番日本人が知りたいこと”として菅政権の正体に迫るドキュメンタリー映画、『パンケーキを毒見する』が7 月30 日(金)に全国公開され、大ヒット上映中となっている。
《全国24館上映中/累計44館》
9/4(土):動員 840人/興収 1,086,900円(単価:1,294円)
9/5(日):動員 818人/興収 1,072,230円(単価:1,311円)
土日累計:動員 1,658人/興収 2,159,130円(単価:1,302円)
興行累計:動員 42,875人/興収 56,482,600円(単価:1,317円)
9/3(金)に菅首相が電撃退陣を発表して迎えた今週末。興収は前週土日対比で144%と脅威的な伸びを見せ、興行通信社発表のミニシアターランキングでも5位に再浮上した。
今週末公開となったサロンシネマ(広島)、シネモンド(石川)では満席回が続出、メイン館の新宿ピカデリーでも前週比で228%と大盛況となった。
自民党総裁選は9/17(金)公示、9/29(水)投開票、衆議院選挙は任期満了後の11月との観測も出ており、その間、短命に終わった菅政権に再び注目が集まることが予想される。
菅政権の正体に迫った本作だが、今後は「菅政権を退陣に追い込んだ映画」として、ますます興行を伸ばしていくことが期待できる。
本作のメガホンをとった内山雄人監督は「パンケーキ 賞味期限切れか? と主演降板によりネットで騒がれましたが、むしろ毒見には絶好のタイミングになってきたようです。毒見の「旬」が分かる舌の肥えたお客様…だからでしょうね。「全身全霊で」と何度も言い続けたコロナ対策がこのザマで…最後も「コロナ対策に専念」とは冗談にしか聞こえない「史上最も不向きな総理」その毒の成分…知りたいんでしょうね、みなさん」とコメント。
企画・製作をした河村光庸さんは「コロナ禍の混乱の中で行われたオリンピック・パラリンピックが終わり、これは一体何だったのか?と人々が思った時に、菅首相とはどういう政治家で何を考えているのか?ここに来て皆さんが知りたがった結果だと思う。ぜひ、劇場で確認してほしいです」と語る。
連日、次期総裁の話ばかりで視聴率しか考えないメディア。新型コロナウイルスという未曽有の危機のさなかに、二代続けて政府のトップが職務放り投げて逃げようとしていることへの責任・原因を問わない。問題山積の東京五輪総括、河井夫妻買収事件、大臣の恫喝・圧力問題、名古屋入管問題、赤木ファイル、日本学術会議任命拒否問題など、もっと報じるべきことはあるのではないか。
改めて、この1年何が起こったのかを見つめ直すためにも、是非劇場でご覧いただきたい。
YOUTUBEチャンネル「共感シアター」では、9月10日(金)20:30より “大ヒット公開中に主演降板!
どうする日本!超激論スペシャル”と題したトークイベントも開催される。
https://bals.space/theater/240/
尚、『パンケーキを毒見する』は9/6時点で全国91劇場での公開が決まっている。