Corey Taylor、「Enter Sandman」は「自分たちの世代の“Stairway To Heaven”」と語る

Corey Taylor

スリップノットのフロントマンであるコリィ・テイラーはメタリカの“Enter Sandman”が与えた影響について賛辞を寄せて、「自分たちの世代にとっての“Stairway To Heaven”」だと語っている。

“Enter Sandman”は今月30周年を記念して再発された『メタリカ』こと『ブラック・アルバム』に収録されている。

アルバムの再発に合わせてカヴァー・アルバム『メタリカ・ブラックリスト』もリリースされており、コリィ・テイラーも参加している。アルバムにはリナ・サワヤマ、アイドルズ、ロイヤル・ブラッド、セイント・ヴィンセント、ビッフィ・クライロ、フィービー・ブリジャーズ、マック・デマルコ、ウィーザーらが参加している。

「Knotfest.com」のライアン・J・ダウニーによるインタヴューでコリィ・テイラーは“Enter Sandman”が自分たちの世代に与えた影響について語っている。

「ギターで弾き方を覚えた最初の楽曲の一つが“Enter Sandman”だったんだ」とコリィ・テイラーは語っている。「というのも自分たちの世代にとっての“Stairway To Heaven”や“Smoke On The Water”なんだよ。ギター・センター(全米の楽器店)のウイルスとでも呼びたいリフの一つだよね」

「店に入ってきて、みんな“Enter Sandman”や“Crazy Train”、“Smoke On The Water”、“Stairway To Heaven”、“Whole Lotta Love”を弾くわけでさ。『あ、できた』となる入門のリフというものがあるんだよね」

「もう少しギターがうまくなった時に腰を据えて、メタリカの初期4枚のアルバムを聴き直して、練習を始めて、それらのリフを覚えていったんだ」とコリィ・テイラーは語っている。「それが初めてジャムをやった時に他のミュージシャンと会話をできる言語のようなものになったんだよね。“Blitzkrieg”や“Ride The Lightning”のような曲を弾き始めると、みんなが入ってきて、すぐにできることを分かっているんだよ。というのも、単にリフを覚えただけではなくて、曲全体を学んでいるから、できるんだ」

インタヴューでコリィ・テイラーはメタリカの成功がスリップノットにとって「青写真」となったと語っており、『メタル・マスター』については「完璧なヘヴィ・メタル・アルバム」と評している。

先日、コリィ・テイラーはスリップノットの来たるニュー・アルバムでレコーディングが残っているのはわずか3曲だと明かしている。

関連NEWS

  1. Metallica

    Metallica、暗号通貨を宣伝する人物にXのアカウントを乗っ取られることに

  2. Corey Taylor

    Corey Taylor、新型コロナ禍で音楽の持っている力について語る

  3. Corey Taylor

    Corey Taylor、新型コロナウイルスの感染は観客からと考えていると語る

  4. Slipknot

    Slipknot、約1時間30分のライヴ映像が公開

  5. Metallica

    Metallica、オーケストラと共演した新たなライヴ作品より2曲が公開

  6. Slipknot

    Slipknot、通算6作目となるニュー・アルバムの発売日が明らかに

  7. Metallica

    Metallica、ドライヴインや屋外シアターで新たに収録されたライヴ映像が上映されることに

  8. Metallica

    Metallica、2001年のJason Newstedの脱退について振り返る

  9. Corey Taylor

    Corey Taylor 、新しいマスクを初公開した時のことを振り返る

  10. Corey Taylor

    Corey Taylor、ソロ作より「Samantha’s Gone」のMV公開

  11. Slipknot

    Slipknot、新メンバーの素顔が写った写真がオンラインに

  12. Metallica

    Metallica、米TV番組で「Master of Puppets」を披露したパフォーマンス映像が公開

  13. Slipknot

    Slipknot、メキシコのノットフェスで柵が崩壊してステージがキャンセルされることに

  14. Lars Ulrich

    Lars Ulrich、Lou Reedと喧嘩になりかけた逸話を語る

  15. イギリスのダウンロード・フェスティバル、2019年の第2弾ラインナップが発表に