アリアナ・グランデは世界メンタル・ヘルスの日に際して500万ドル(5億5000万円)分の無料セラピーを提供することを発表している。
アリアナ・グランデはインスタグラムでメンタル・ヘルスの支援団体である「ベター・ヘルプ」と協力して無料セラピーを提供しており、「ささやかな試みに過ぎない」と述べている。
「メンタル・ヘルスのリソースにアクセスするということについては非常に現実的な障壁があることを認識しています」と彼女は述べている。「これはささやかな試みに過ぎない(それに大きなシステム的問題は残っている)ですが、人々にアクセスを提供し、新しいことに挑戦して治療を優先させる刺激を与えるためにベター・ヘルプともう一度協力したいと思います」
登録した人は1ヶ月のセラピーを無料で受けられ、2ヶ月目は15%の割引を受けられる形で契約を更新できる。
今年6月にもアリアナ・グランデは100万ドル(約1億1000万円)分のセラピーをファンに提供している。
アリアナ・グランデはメンタル・ヘルスの問題について積極的に発言していることで知られ、2017年のマンチェスター・アリーナ爆破事件でPTSDになったことを明かしている。2018年にもアリアナ・グランデは「セラピーに命を救われた」ことをファンに明かして、必要な時は助けを求めるように促している。
アリアナ・グランデはメンタル・ヘルス啓発月間に際して助けを求めることへの「烙印を終わらせなければならない」と述べている。
「癒やしは一足飛びで楽しく、早く、楽なものではありません。でも、私たちはここに存在している限り、今を健全で穏やかで美しいものにしていかなければなりません。その試みは大変ですが、私たちには可能ですし、その価値があります。愛と強さを送ります」