ブルース・スプリングスティーンは過去のカタログの権利をソニー・ミュージックに売却する交渉をしていると報じられている。
米『ビルボード』誌によれば、ブルース・スプリングスティーンとソニー・ミュージックの契約はほぼ完了しているという。ブルース・スプリングスティーンは楽曲の出版権も売却すると見られている。
ブルース・スプリングスティーンは出版の権利と音源の権利を3億5000万ドルで売却しようとしているという。
ソニー・ミュージック傘下のコロンビア・レコーズに所属しているブルース・スプリングスティーンはニール・ダイアモンド、ボブ・ディラン、マイケル・ジャクソンといった他のソニー所属のアーティスト同様、過去に自身の音源の権利を買い戻していた。
ボブ・ディランも先日、自身の音楽の権利を売却しており、ユニバーサル・ミュージック・グループに3億ドルで売却している。
ブルース・スプリングスティーンは1973年から2020年までの間に20枚のスタジオ・アルバムをリリースしており、昨年は1500万ドルの収入を上げていると試算されている。加えて出版権では年750万ドルの収入を上げていると見られている。
ブルース・スプリングスティーンはこの報道について現時点でコメントしていない。
ブルース・スプリングスティーンは10月25日に『ザ・レイト・ショウ・ウィズ・スティーヴン・コルベア』で“The River”のソロ・パフォーマンスを披露している。