アカデミー賞?ノミネートの実力を誇る演技派アクターであり、年輪を刻みながらも、アクション俳優の地位も確立した、リーアム・ニーソン。そんな彼が“最強の元狙撃兵”として凶悪な麻薬カルテルと全面抗争を繰り広げる最新作『マークスマン』(2021年1月7日公開)の公開に先立ち、銃撃戦本編映像を解禁した。
元海兵隊の腕利き狙撃兵ジム・ハンソンは、国境付近で越境してきたメキシコ人母子に出会う。母親は足から血を流しており、幼い少年共々何かに怯えているようだ。国境警備隊に連絡したジムのもとに、メキシコ側から黒塗りの車が爆走してくる。乗りつけたのは麻薬カルテルに属する3人の若い男たちだった。初対面にも関わらず「おいジジイ!」と人としての礼儀を欠いた男たちは、母子を渡せと国境の柵越しにジムを恫喝。だがジムはライフルを手に一切ひるむことなく「ナメるなよ。警備隊がじきに到着する。さっさとアディオスしろ!」と忠告する。
男たちはまさかの反抗に「女とガキをよこせ!」と興奮。それにもジムは「騒ぎを起こすな」と一ミリたりとも引かない。ついにブチ切れたリーダー格の男による「よこせ!」の絶叫を合図に、荒野の銃撃戦がスタートする。だがジムは元海兵隊の腕利き狙撃兵。敵の動きはすでに読んでいたとばかりに、まずは最初に拳銃を取り出した男を狙撃。続いて自らのトラックを盾にして荷台の隙間から的確に狙い撃ち。泡を食った麻薬カルテル反社男たちをあっという間に後退させる。
しかし反社男たちもなかなかしぶとく、鬼の形相で反撃を仕掛けてくる。ジムは母子に「早くトラックに乗れ!」と告げて、運転席に回り込む。するとリーダー核の男が国境の柵を超えて、ジムのトラックに飛び乗った。どうなるジム?どうなる母子?来年古希のいぶし銀リーアム・ニーソンのスマートな身のこなしから生まれた手に汗握るハードな銃撃戦。見どころのシークエンスと言えるだろう。
マークスマン
1月7日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
監督:ロバート・ロレンツ
出演:リーアム・ニーソン、キャサリン・ウィニック、フアン・パブロ・ラバ、ジェイコブ・ペレス
2021年/アメリカ/英語・スペイン語/108分/カラー/スコープ/5.1ch/
原題:THE MARKSMAN/G/
字幕翻訳:高山舞子
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
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