世界各国の映画祭で高く評価された『Madeline’s Madeline(原題)』(2018)やA24とApple TV+が共同制作した『空はどこにでも』(2022)などで知られ、いま最も注目を集めている奇才ジョセフィン・デッカー。彼女の初長編『Butter on the Latch』(2013)に惚れ込んだという巨匠マーティン・スコセッシが製作総指揮に名乗りをあげ、2020年のサンダンス映画祭でUSドラマ部門審査員特別賞を受賞した長編第4作『Shirley シャーリイ』の公開日が、7月5日(金)に決定!あわせてシーン写真7点を解禁します。
解禁されたシーン写真は7点。光の届かない森の中に机を置き、妄想とも現実とも区別のつかない中で新作の執筆にたずさわるシャーリイ、そして、何かを見据えて不穏な表情を浮かべるシャーリイのほか、彼女が、混乱した同居人夫婦の妻・ローズをたしなめる様子、食卓で執筆に口を出す抑圧的な夫スタンリー、大学の職を得て新しい街に引っ越してきたばかり!
フレッシュなフレッド&ローズ夫妻の<明るい希望>が滲み出してくるような空気感を捉えたものなど、いずれも、不穏、困惑、希望―シャーリイ・ジャクスンの小説、そして本作の雰囲気を体現するように、幻想と現実が入り乱れたカットとなっております。
Shirley シャーリイ
監督:ジョセフィン・デッカー
脚本:サラ・ガビンズ 原作:スーザン・スカーフ・メレル(『Shirley』未邦訳) 撮影:シュトゥルラ・ブラント・グロヴレン
美術:スー・チャン 編集:デヴィッド・バーカー 衣装:アメラ・バクシッチ 音楽:タマール=カリ
音楽監:ブルース・ギルバート、ローレン・マリー・ミカス キャスティング:ケリー・バーデン、ポール・シュニー
<キャスト>
エリザベス・モス(『ハースメル』『透明人間』『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』)/マイケル・スタールバーグ(『ボーンズ アンド オール』『君の名前で僕を呼んで』)/ローガン・ラーマン(『ブレット・トレイン』『ウォールフラワー』/オデッサ・ヤング『帰らない日曜日』『グッバイ、リチャード!』)
2019年|アメリカ|英語|107分|アメリカン・ビスタ|原題:Shirley|字幕翻訳:橋本裕充 © 2018 LAMF Shirley Inc. All Rights Reserved
配給・宣伝:サンリスフィルム
【公式サイト】 https://senlisfilms.jp/shirley