メガデスのデイヴ・ムステインは通算16作目となるアルバム『ザ・シック、ザ・ダイイング&ザ・デッド』より新曲“Life In Hell”の12秒の音源が公開されている。
デイヴ・ムステインはケイブというファンのために映像を撮影しており、「バンドや家族、スタジオ以外の人間で世界で初めて新作からの曲を聴くことになる」と説明している。今年7月にも新作のタイトル曲の音源が一部公開されていたが、プロツールズの初期のドラフトだったため、それはカウントされていないと見られている。
“Life In Hell”は激しいドラム・フィルとエネルギッシュなリフのあるヘヴィーな音源となっている。しかし、音源はデイヴ・ムステインのヴォーカルが入ってきてすぐのことろで切れている。
公開された音源はこちらから。
『ザ・シック、ザ・ダイイング&ザ・デッド』の具体的なリリース日についてはまだ発表されていないが、2022年のどこかでリリースされるものと見られている。デイヴ・ムステインは新作について約2年間にわたって予告してきており、昨年6月に新作には16曲が収録されると明かしていた。今年4月には「1曲だけ歌う曲が残っている」とデイヴ・ムステインは語っていた。
デイヴィッド・エレフソンの代役を務めるのが誰かは現時点で発表されていないが、直近のツアーではジェイムス・ロメンゾがベーシストを務めている。
デイヴ・ムステインはシグネチャー・モデルのギターがギブソンから発表されている。フライングVのギターは既にソールド・アウトとなっているが、購入希望者は来年購入できる可能性があるという。「デイヴ・ムステイン・ギブソン・フライングV・EXP」と題されたこのギターはアンティーク・ナチュラルとシルヴァー・メタリックという2種類のカラーが用意されている。このギターはギブソン・ガレージで直接注文することで購入できる。