マドンナは1985年発表の“Into The Groove”とトリー・レーンズの“Pluto’s Last Comet”が似ていることに言及して、「違法な形で使用している」と批判している。
“Pluto’s Last Comet”は80年代のポップ・ミュージックに大きな影響を受けたトリー・レーンズの通算6作目となるアルバム『アローン・アット・プロム』に収録された楽曲となっている。トリー・レーンズは映画『マドンナのスーザンを探して』に提供された“Into The Groove”のリード・シンセのメロディーに近いものを使っているが、マドンナはクレジットされていない。
マドンナはトリー・レーンズのインスタグラムの投稿に次のようにコメントしている。「私の曲“Into The Groove”を違法な形で使用していることについてのメッセージを読んだわ」記事執筆時点でトリー・レーンズはこのコメントに反応を示していない。
トリー・レーンズはミーガン・ザ・スタリオンを銃で撃ったことがこの1年物議を醸している。ロサンゼルスの警察官は銃で撃つ前にトリー・レーンズが「踊れ、ビッチ」を叫んでいたことを証言している。
トリー・レーンズは半自動小銃による暴行と装填された未登録の銃器を車内に持ち込んだという2つの重罪に加え、「個人的に大きな身体的傷害を与えた」という罪状に問われている。有罪判決を受けた場合、最長で22年8カ月の懲役を受ける可能性がある。トリー・レーンズは2020年11月に無罪を主張しており、2021年1月にはこの事件について発言する権利を求めている。
一方、マドンナはレイ・シュリマーのスウェイ・リーと共に新曲のレコーディングを行っていることが明らかになっている。
マドンナはレコーディング・スタジオで撮影された複数の写真をインスタグラムに投稿しており、写真にはプロデューサーのローレン・デリアやジョジーも写っている。マドンナはキャプションに「音楽を作るためにスタジオにもう一度戻れて素晴らしいわ……新年のサプライズよ」と添えている。