Madonna、今月ニューヨークで開催されるプライドのイベントでヘッドライナーを務めることに

Madonna

マドンナは歴史的なストーンウォールの反乱から50周年を迎える今年、ニューヨークのワールド・プライドに関連したイベントでヘッドライナーを務めることが発表されている。

「ストーンウォールの反乱」は1969年の6月28日に起きた事件で、「自然に反する性行動」を禁止するソドミー法のために同性愛者に対する偏見が根強くあったアメリカにおいて、初めてLGBTの人々が警察に反発した出来事として知られている。ニューヨークでは今月、「ストーンウォールの反乱」から今年で50周年を迎えることを記念してワールド・プライドが開催されており、プライド月間が終了する6月30日まで様々なイベントが行われている。

マドンナは現地時間6月3日に放送されたアメリカのテレビ番組「トゥデイ」の中で、ワールド・プライドの一環として行われるイベント「プライド・アイランド」の6月30日のヘッドライナーを務めることが発表されている。

番組で放送された映像は、マドンナが砂浜の上で虹色の旗を羽織っているというもので、彼女はその中で次のように語っている。「みんなの声は届いているわ。私はプライド・アイランドに戻る。私の生まれ故郷よ」

映像はその後、マドンナのインスタグラムでも公開されている。

プライド・アイランドにはマドンナのほか、グレイス・ジョーンズやテヤーナ・テイラーらが出演することも決定している。

マドンナは長きにわたってLGBTQの人々の権利のために声を上げてきたことで知られており、彼女は今年、数十年におよぶ活動が称えられてGLAADメディア賞の授賞式でアドヴォケート・フォー・チェンジ賞を受賞している。

「社会的に無視されてきた人々のために闘うという義務は、私が背を向けることのできなかった名誉であり、これからも私が背を向けることはありません」とマドンナは受賞スピーチで述べている。

また、現地時間6月26日にはブルックリンのバークレイズ・センターでワールド・プライドのオープニング・セレモニーが行われる予定となっており、女優のウーピー・ゴールドバーグが司会を務めるこのイベントにはシンディ・ローパーやシアラらが出演することも決定している。

一方、6月1日には多くのアーティストがソーシャル・メディアにプライド月間の始まりを祝福するメッセージを投稿しており、テイラー・スウィフトはこの日、性的指向やジェンダー・アイデンティティに基づいた差別を禁止する「平等法」への支持を要請するためにテネシー州議員のラマー・アレクサンダーに宛てた手紙の文面を公開している。

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