第71回ベルリン国際映画祭金熊賞&観客賞ノミネート作『白い牛のバラッド』を2月18日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開します。
このたび解禁された30秒予告は、最愛の夫を冤罪で失ったミナとろうあの娘ビタの元に、謎の男レザが現れるシーンから始まる。レザは「ご主人に借りた金を返しに来ました」といい、悲しみに暮れていたミナは親切な彼に次第に心を開いていく。続くシーンでは水浸しの部屋に佇むレザが映し出され、不穏な空気に一変。「愛する人を冤罪で失った時、あなたならどうしますか」という究極の問いかけとともに、「死刑」「犠牲」「過ち」の言葉が、二人の姿とあわせて映し出される。この男は一体、何者なのかー?緊迫感溢れる展開に感情が揺さぶられ、タイトルにかかる最後の白い牛が印象に残る予告に仕上がっている。
あわせて完成したメインビジュアルは、「男はなぜ、私の前に現れたのか」というコピーとともに、頬を伝う涙が印象的なミナの横顔がきりとられ、その下には白い牛にこぼれたミルクがかかっている。男はなぜ彼女の前に現れたのか?彼女が下した決断とは?男と女のサスペンスフルな展開を予感させるビジュアルに仕上がっている。
白い牛のバラッド
監督:ベタシュ・サナイハ、マリヤム・モガッダム
出演:マリヤム・モガッダム、アリレザ・サニファル、プーリア・ラヒミサム
2020年/イラン・フランス/ペルシア語/105分/1.85ビスタ/カラー/5.1ch/英題:Ballad of a White Cow/日本語字幕:齋藤敦子 配給:ロングライド