CD、2021年のアメリカでの売上が17年ぶりに増加

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2021年におけるアメリカでのCDの売上が17年ぶりに増加したことが明らかになっている。

米『ビルボード』誌の報道によれば、2021年におけるアメリカでのCDの売上は4059万枚で、2020年の4016万枚に対して1.1%増加している。

CDの売上の増加は数少ないトップ・アーティストが牽引したものとなっていて、最多売上はアデルのアルバム『30』が記録した89万8000枚で、2位と3位はテイラー・スウィフトの『フィアレス(テイラーズ・バージョン)』の26万3000枚、『レッド(テイラーズ・バージョン)』の23万7000枚となっている。

アデルの最新作『30』はUKにおいても11月中旬のリリースだったものの、最も売れたアルバムともなっている。

オフィシャル・チャート・カンパニーはアデルの通算4作目となる『30』が60万枚を超える合算セールスで2021年最も売れたアルバムとなったことを発表している。セールスのうち、45万枚近くがフィジカルによるセールスで、53000枚がダウンロードによるものとなっている。

エド・シーランの『=(イコールズ)』が2位となっていて、ABBAのカムバック作『ヴォヤージ』、オリヴィア・ロドリゴのデビュー作『サワー』がそれに続いている。

アデルの『30』は2021年最多の初週セールスも記録しており、26枚1000枚の合算セールスを記録して、ABBAの『ヴォヤージ』の記録を塗り替えている。『30』はアメリカでも2021年最多の初週セールスを記録しており、83万9000枚の合算セールスを記録している。

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