アーティストとして音楽ジャンルを超えて日々進化し続ける氷川きよし(44)。2021年末は第63回日本レコード大賞で「Happy!」が優秀作品賞を受賞。第72回NHK紅白歌合戦では美空ひばりさんの「歌は我が命」を歌唱し、大きな話題とともに年末を締めくくった。
そしてこの度、満を持して2月1日(火)に待望のシングル「群青の弦(いと)」を発売する。デビュー23年目となる2022年の新曲は氷川の演歌の真髄ともいえる作品となっており、「春の海」を作曲した盲目の箏曲師・宮城道雄さんを題材にした楽曲となった。今作は作詩に原 文彦先生、作曲に岡 千秋先生、編曲は故・丸山雅仁先生の手によるもので、丸山先生の遺作。4年前に制作しリリースタイミングを鑑みて温めていた作品である。
Aタイプ、Bタイプ、Cタイプそれぞれカップリング曲とジャケット写真を変えた3種類での発売となっており、カップリングにも演歌楽曲が3曲収録されている。
Aタイプのカップリング曲は「鼓」。恋の未練に堪えながら鼓を打つ鼓方を歌った作品。Bタイプのカップリング曲は「浮世 恋の騙し絵」。端唄の一節を取り入れた軽快な時代もの演歌だ。Cタイプのカップリング曲は「明日が俺らを呼んでいる」。志す道を進む矜持を描いた男歌となっている。
またボーナストラックとして、氷川が「kii」名義で作詩した5作目となる楽曲「きみとぼく」を収録。昨年の2月に亡くなった愛犬「ココア」を歌ったバラード作品。
発売に先駆けて解禁されたビジュアルは、昨年の11月上旬に都内のスタジオで撮影。「群青の弦」のタイトルに合わせ、青の袴姿で背景に水面を反映させながら、凛とした表情を見せる氷川が様々なポーズをとったイメージとなっている。