圭、東京・渋谷ストリームホール ワンマンライブレポート

「この1年、歌うことになっていろいろチャレンジして挫折もあった。バンドが急に止まって、心の整理がつかないままソロを始めて。その頃は過去に書いた曲もまだ昇華しきれてないのに、どうにか昇華して歌って、前に向かおうとしてたけど、もうそういう気持ちはない。いままで書いた曲は宝物。やっと自分のなかで昇華できたよ。これからは歌も演奏もいままでとは違う。ようやく次に進めると思います」

いまだからこそ語れる気持ちをファンに吐露した圭は、このあと1年前と同じようにBAROQUEのナンバー「BIRTH OF VICTORY」、「I LUCIFER」を続けてアクト。感傷的な気持ちを表に出さないように必死にアクトした1年前、悲痛な叫びだった歌は、前を向き、生き生きとした歌に変貌。客席を輝かせるほど眩い生命力に満ち溢れていた。そして、ここに到達できたからこそ、圭はこのあと1年前にはなかったBAROQUEの「MEMENTO」をセットリストに加えたのだろう。緩急の激しい歌とサウンドで、人々を根こそぎその生命力の渦のまっただなかへと引き込んでいくクライマックスで、観客各々の心を活力で満たし、本編は終了していった。

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アンコールは、本編でYUCHIが昔、カラオケで尾崎豊の「15の夜」を好んで歌っていたことをバラした圭が、他のメンバーとも尾崎話で大盛り上がり。そんなハッピーなムードのまま、BAROQUEの「STAY」、1年前からずっとライブの最後を締めくくってきた「ring clef.」をピアノの弾き語りで客席を見ながら届けていった圭。パフォーマンスを終えたのち「みんなの目が綺麗でキラキラしてて。生きてる人たちの目をここ(ステージ)から見てびっくりした」と驚きつつ「いいことばかりじゃない世界。いろんなことを考えてしまったときは、みんなが生まれてきた意味を思い出して下さい」という言葉を最後に添え、圭はお立ち台の上に立ち、弾き語りで新曲(未発表)をプレゼントしてステージを後にした。

なにもかも吹っ切れたようなとびっきりの笑顔、変な気負いがなくなったことで、場内の空気まで開放的になり、歌、音、その存在までもが生き生きときらめきだした圭。

次に進む先を早く見てみたい。

ライブレポート◉東條祥恵 写真◉加藤千絵(CAPS)

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