Eurovision、ウクライナ代表の優勝を阻止しようと新ロシア派ハッカーによる妨害の存在が明らかに

Eurovision

イタリア当局によれば、新ロシア派のハッカーがトリノで開催されたユーロヴィジョンを妨害しようとしていたことが明らかになっている。

ウクライナ代表のカルーシュ・オーケストラは審査員投票で最多となっていたイギリス代表のサム・ライダーを破って、主に一般投票による631ポイントという大量得点で優勝している。

『ロイター通信』によれば、イタリア政府のサイバーセキュリティ担当は「キルネット」と「リージョン」というグループがユーロヴィジョンの投票システムをハッキングしようとしたのをブロックしたことを明かしている。

『フォーブス』誌によれば、「キルネット」は「ユーロヴィジョンのオンライン投票システムに100億のリクエストを送って」、ウクライナ以外の「別の国に投票する」という脅迫をコンテストに先立って行っていたという。

ユーロヴィジョンのスポークスパーソンは『メールオンライン』紙に対して「投票システムには外部の影響から観客の参加を保護するための幅広いセキュリティ対策が施されています」と述べている。

一方、ウクライナ代表の優勝はロシア侵攻下のウクライナに「大きな喜び」をもたらしている。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はカルーシュ・オーケストラの優勝を祝福して、ウクライナの勇気は「世界に感銘を与える」とインスタグラムで述べている。

続けてウォロディミル・ゼレンスキー大統領は現在大部分がロシアの支配下にあるマリウポリで「自由、平和、再建」を実現した後にユーロヴィジョンを開催したいと述べている。パフォーマンスの最後でカルーシュ・オーケストラは次のように述べている。「私がみなさんにお願いしたいのは今すぐウクライナを、マリウポリを、アゾフスターリ製鉄所を支援してくださいということです」

カルーシュ・オーケストラのフロントマンであるオルー・シウクは『NME』に対してロシアとの戦時下で参加することには「大きな責任」があると語っている。

「国際的なアリーナで代表を務めるのは常に責任が伴うけど、戦時中に代表を務めるのは最も大きな責任があります」と彼は語っている。

「“Stefania”という曲は母に捧げて作った曲ですが、戦争を経て、この曲は様々なニュアンスを持つようになりました。多くの人がウクライナを私の母親かのように捉えてくれたからです。ウクライナに人にとってこの曲が身近になったのはだからです。ウクライナの人々の心に届いたのです」

ユーロヴィジョンでの優勝を受けて、バンドメンバーは戦闘年齢に達した男性としてウクライナに帰国することが義務付けられている。

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