David Bowie、遺族が許可した映画『ムーンエイジ・デイドリーム』のトレイラー映像が公開

David Bowie

デヴィッド・ボウイは遺産管理団体の許可を初めて得た映画『ムーンエイジ・デイドリーム』のトレイラー映像が公開されている。

昨年11月、カート・コバーンのドキュメンタリー作品『モンタージュ・オブ・ヘック』を手掛けたブレット・モーゲンはデヴィッド・ボウイの過去の何千時間の映像をまとめた作品に4年を費やしてきたと報じられていた。映像の大半はこれまで公開されたことがないものだという。

今回、デヴィッド・ボウイの遺産管理団体は映画の内容ならびに『ジギー・スターダスト』収録の曲名から取られた『ムーンエイジ・デイドリーム』というタイトルについて許可を出している。遺産管理団体は『ムーンエイジ・デイドリーム』について長編映画、コンサート・ドキュメンタリーにして「体験型映画的オデッセイ」だとしている。

トレイラー映像はこちらから。

映画『ムーンエイジ・デイドリーム』はカンヌ国際映画祭で初上映されており、世界各地で9月に公開されるという。映画はアメリカではネオンによって、その他の国ではユニバーサル・ピクチャーズ・コンテント・グループによって配給され、ストリーミングでは2023年にHBOによって初公開される予定となっている。

プレス・リリースによれば、『ムーンエイジ・デイドリーム』は「デヴィッド・ボウイが映画や音楽だけでなく、ダンス、絵画、彫刻、映像とオーディオのコラージュ、映画脚本、俳優、演劇など、様々な分野に取り組むデヴィッド・ボウイを示すプロジェクトだ」と説明されている。

デヴィッド・ボウイの長年のコラボレーターであるトニー・ヴィスコンティがミキサーのポール・マッセイ、デヴィッド・ギマルコと共に映画の音楽を手掛けており、サウンド・デザインはジョン・ワーハーストとニナ・ハートストーンが務め、VFXプロデューサーはステファン・ネイデルマンが担当している。

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