サンズ・オブ・ケメットは2022年の残りのツアー日程をもって活動休止することを発表している。
サックス奏者のシャバカ・ハッチングス、レディオヘッドのサイド・プロジェクトであるザ・スマイルにドラムで参加しているトム・スキナーらによるサンズ・オブ・ケメットはアルバム『ユア・クイーン・イズ・ア・レプタイル』が2018年のマーキュリー・プライズにノミネートされている。
サンズ・オブ・ケメットは6月6日のプリマヴェーラ・サウンドを含め、一連のライヴを行う予定となっているが、それが「当面の間は」最後のライヴになると発表している。
声明には次のように記されている。「今年はみなさんが慣れ親しんできた形で私たちを見られる最後の機会になります」
「10年を経て、予定されている2022年の公演が終わったら、当面の間はバンドの現在のチャプターを閉じることに決めました。みなさんのために残りのライヴをやって、今年の夏をふさわしい見送りの機会にするのを楽しみにしています」
サンズ・オブ・ケメットは2021年5月にサード・アルバム『ブラック・トゥ・ザ・フューチャー』をリリースしている。
先日、ザ・スマイルはベルリン公演で新曲“Bodies Laughing”を初披露している。
ザ・スマイルはベルリンのテンポドロームで行ったライヴで16曲を演奏しており、その中で未発表曲を披露している。トム・ヨークは演奏前に次のように語っている。「昨日、また新曲を書いたんだ。だから、演奏してみることにするよ」
観客が撮影した映像はこちらから。
また、ザ・スマイルはオール・ポインツ・イーストのニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズがヘッドライナーを務める日に出演することも決定している。