ジェフ・ベックはジョニー・デップとのスタジオ・アルバム『18』を7月15日にリリースすることが発表されている。
アルバム・リリースの発表と共にファースト・シングルとなるジョニー・デップのオリジナル曲“This Is A Song For Miss Hedy Lamarr”が公開されている。
“This Is A Song For Miss Hedy Lamarr”のミュージック・ビデオはこちらから。
ジェフ・ベックは“This Is A Song For Miss Hedy Lamarr”が2人のコラボレーションのきっかけとなり、この最新作の中でもお気に入りの曲のひとつだと語っている。「この曲に圧倒されたよ。この曲が、俺と一緒にアルバムを作らないかと彼を誘った理由の一つでもあるんだ」
ジェフ・ベックは新作のアルバム・タイトルに関して次のように説明している。「ジョニーと俺が一緒にプレイし始めたとき、俺たちの中にあった若々しさに満ちたスピリットとクリエイティヴィティに火がついたんだ。まるで18歳の頃にもどったみたいだなってよく冗談を言い合っていたから、そのままそれをアルバム・タイトルにすることにしたのさ」
新作のアルバム・ジャケットには、ジェフ・ベックの妻であるサンドラ・ベックによる、ジェフ・ベックとジョニー・デップの18歳の頃の姿を描いたイラストがフィーチャーされている。
ジェフ・ベックは次のように続けている。「彼のようなクリエイティヴなパートナーは、もう何年もいなかったんだ。彼はこのアルバムでとても大きな力を発揮してくれた。このアルバムで、彼が本物のミュージシャンであることにみんなが気づいてくれたら嬉しいよ。ジョニー・デップがロックン・ロールを歌えるんだっていう事実は、人によっては受け入れがたいことのようだからね」
この12年間、ジョニー・デップはアリス・クーパーとジョー・ペリーと共にハリウッド・ヴァンパイアーズのメンバーとして活動してきた。このスーパーグループは現在までに2枚のスタジオ・アルバムをリリースし、その作品ではポール・マッカートニーやデイヴ・グロール、ジョー・ウォルシュといったロック・シーンを代表する錚々たるゲストも参加していたのだが、ジェフ・ベックも2019年にリリースされたハリウッド・ヴァンパイアーズのセカンド・アルバム『ライズ』収録曲である“Welcome to Bushwackers”でギターを披露していた。
ジョニー・デップは今回のコラボレーションについて次のようにコメントしている。「ジェフと一緒に音楽を作り、演奏できることは、俺にとってとんでもなく名誉なことさ。ジェフは間違いなく真なる偉人の一人であり、彼のことを兄弟と呼べるなんて、すごく光栄に思っているよ」