Beyonce、Kelisからの批判を受けて該当部分を削除した「Energy」の音源を公開

Beyonce

ビヨンセは通算7作目のニュー・アルバム『ルネッサンス』について二度目のアップデートを発表して、収録曲“Energy”でケリスによる2003年のヒット曲“Milkshake”を引用していたのを外すことを明かしている。

7月29日に『ルネッサンス』がリリースされると、ケリスはソーシャル・メディアで許可なく“Milkshake”を引用していることを指摘していた。ケリスは“Milkshake”をプロデュースしたファレル・ウィリアムスが引用について「直接」権利関係をクリアにすることができるのに曲を参照したことについてビヨンセ側からは誰からも連絡をもらえなかったと主張している。

“Energy”では“Milkshake”に登場する「ラーラーラーラー」のリフレインが使われている。“Energy”のクレジットには“Milkshake”からの引用があることが記されており、ファレル・ウィリアムスとチャド・ヒューゴがソングライターにクレジットされている。ケリスが「パフォーマー」であることは言及されているが、ザ・ネプチューンズと同じようにソングライターのクレジットは与えられていない。

そもそも“Milkshake”にケリスはソングライターとしてクレジットされておらず、ケリスはこのことについては言及していない。しかし、先週、投稿した動画でケリスは自分が書いていない曲のクレジットを取ったとしてファレル・ウィリアムスを批判していた。

「私がファレル・ウィリアムスのレーベルと契約した時、彼と同じマネージャーだった。そして、彼は私のレコードにクレジットされることになった。私のすべてのシングルにクレジットされているけど、曲や歌詞を書いたことはない」と彼女は語っている。

今回、アップル・ミュージックやタイダルでは“Milkshake”の引用を省いた“Energy”が公開されている。米『ローリング・ストーン』誌によれば、この作業は簡単なものではなかったとのことで、タイダルでは曲を聴こうとすると、省かれたヴォーカルだけが再生される状態となっていた。

ビヨンセは新作『ルネッサンス』で使われていた障がい者差別と思われる歌詞を変更することも明らかになっている。ビヨンセは“Heated”で使われていた「sp*z」という言葉を削除するという。

アメリカでは「sp*z」は口語で「頭がおかしくなる/クレイジーになる」に近い意味で使われるが、脳性麻痺のような症状で経験する痙攣を表す医学的に使われる「spastic」という言葉からきている。この言葉は脳性麻痺のような障がいを持つ人を揶揄する意味で使われることが多い。

批判を受けてビヨンセの広報担当者は歌詞を変更しようとしているとして、既にアップル・ミュージックでは「sp*z」の部分が「blast」に変更されている。

新作『ルネッサンス』は「act i =第一幕」と表現され、3年以上かけてパンデミックの間に制作された3幕構成のプロジェクトの一つであると言われている。

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