テイラー・スウィフトは“Carolina”を収録した映画『ザリガニの鳴くところ』のサウンドトラックの日本盤が11月16日にリリースされることが決定している。
映画『ザリガニの鳴くところ』は、ある殺人事件をめぐる謎と、両親に捨てられ、ノースカロライナ州の湿地帯でたったひとりで育った少女の姿を描いた物語で、ディーリア・オーエンズによる同名の原作本は、2019年・2020年の2年連続でアメリカで最も売れた小説となっている。
映画の予告編はこちらから。
映画のオリジナル・サウンドトラックは、映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞したほか、『マネーボール』『リトル・ミス・サンシャイン』『7歳のカルテ』などのスコアも手掛けたマイケル・ダナが担当している。マイケル・ダナの楽曲に加え、テイラー・スウィフトがこの映画のために書き下ろした“Carolina”も収録される。
マイケル・ダナは映画について次のように語っている。「この物語の最も重要なテーマはノースカロライナ州の湿地帯です。主人公のカイアはこの『ザリガニが鳴く』と言われる湿地帯で育ち、そこに彼女の人生と愛があります。監督のオリヴィア・ニューマンと私にとって、自然界を音楽の中心に据えることは極めて重要でした」
“Carolina”は1953年以前の楽器だけを使って一発録りでレコーディングするという1950年代の手法が用いられている。
テイラー・スウィフトは“Carolina”について次のように語っている。「外から世界を見て生きていた少女の物語について曲を書きました。彼女の孤独と自立、切望と静寂、好奇心と恐怖、執拗な優しさとれに対する世界の裏切り、すべてが絡み合っています。この作品は夜中に一人で書き上げ、プロデューサーのアーロン・デスナーとこの物語の舞台にふさわしいと思われるサウンドを丁寧に作り上げ、いつか皆さんに聴いてもらえるようにと願いを込めました」
リリースの詳細は以下の通り。
マイケル・ダナ『ザリガニの鳴くところ』
2022年11月16日 (水)発売
UCCL-1236
定価¥2,750(本体 ¥2,500税率 10%)
Carolina(テイラー・スウィフト)
Out Yonder Where The Crawdads Sing
A Swamp Knows All About Death
They Called Me Kya
The Marsh Girl
Mussels for Jumpin’
A Feather From Tate
Am I Your Girlfriend Now?
Snow Geese
Another Season Passed
You’re Never Going to Come Back
The Fourth of July
View From the Fire Tower
Clothes From Miss Mabel (arrangement based on ‘Carolina’)
Chase Andrews
Red Wool Fibers
I Just Wanna Talk
With Royalties to Follow
We The Jury
It Was Always Tate
I Am Every Shell Washed Upon The Shore
Teach You To Read