ノエル・ギャラガーはオアシスのために曲を書いていた時は「もっと重く感じていた」とのことで、オアシス解散後はソングライティングのアプローチが変わったと語っている。
ノエル・ギャラガーはBBCラジオ2の番組『ファースト・アンド・ラスト』に出演してケリス・マシューズのインタヴューを受けて、ソングライティングについて触れている。
「今、曲を書く時は“Live Forever”、“Supersonic”、“Rock ’n’ Roll Star”のことは考えないんだ。そんなことを気にしていたら、何一つ完成させることはできない。今はこうしてやっているわけだし、アルバムは出るわけだからね。来年、みんなにはアルバムを楽しんでもらえると思う。願わくば、いいことを言ってもらえると嬉しいね。俺は面の皮は厚いけど、自分のやったことについていいことを言ってもらえるのを読むのは素敵なことだからね。でも、アルバムが失敗しても、次のアルバムがあるからね」
ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「ソングライターとして考え過ぎないようにすること、追い求めないことを学んだんだ。自分にはメロディーの才能があるということを受け入れることにした。みんなが思うほどじゃないけどね。それが健全だと思うよ。曲を書くことはできるけど、自分よりいい曲を書く人もいる。追い求めることはしないけど、掘り下げることを止めたことはない。いつだって何かがあるからね」
同じインタヴューでノエル・ギャラガーは自身のソングライティングにおけるコードの考え方について語っている。
彼はオアシスの名曲を書いた時のことを振り返りながら、コードについてはあまり気に留めていなかったと語っている。「コードは自分のやっていることにおいてはどうでもいいんだ。どうでもいいんだよ。完全に無意味なものだね。すべてはメロディーなんだ。それこそが残るものだからね。朝、仕事に行く時、口笛を吹いているのはメロディーだろ。そいつはコードのことなんて考えてないからね」
ノエル・ギャラガーは先日ジョニー・マーが参加した最新シングル“Pretty Boy”をリリースしている。“Pretty Boy”は来年リリースが見込まれている新作から最初に公開された曲となっている。アルバムのリリース日については発表されていないものの、ノエル・ギャラガーは来年5月にリリースされることを漏らしている。