テイラー・スウィフトは8週間で600万枚相当のアルバムを売り上げたことで、新記録を樹立している。
テイラー・スウィフトの通算10作目となるアルバム『ミッドナイツ』は10月にリリースされて、初週で全米・全英アルバム・チャートの1位を獲得している。
今回、テイラー・スウィフトは全世界において2ヶ月で600万枚相当のセールスを記録している。これは新記録となっており、そのうちの300万枚はアメリカのみでのセールスとなっている。
また、テイラー・スウィフトは全米アルバム・チャートの初週セールスで5枚のアルバムが100万枚を突破した初のアーティストとなっている。最新作『ミッドナイツ』は初週で160万枚のセールスを記録しており、フィジカルのセールスが100万枚を突破したのは2015年以来となる。
ユニバーサル・ミュージックのCEOであるルシアン・グレンジは次のように述べている。「テイラー・スウィフトは多次元におけるクリエイティヴな原動力であり、彼女の記録は彼女を音楽の歴史において最も成功したアーティストに位置づけることになりました。彼女のキャリアの様々な側面でパートナーになっていることが嬉しいですし、光栄に思います」
リパブリック・レコードのCEOであるモンテ・リップマンは次のように続けている。「この1年でテイラーが達成したことは空前絶後のものです。『ミッドナイツ』で打ち立てた20以上の記録は歴史的なものであり、私たちの時代で8週間以内に600万枚以上のセールスを達成するアーティストが現れるとは想像もしていませんでした。こうした記録は世代を定義する全能のアーティストやソングライターとしてのテイラーの力量をさらに示す実例となるでしょう」
先日、テイラー・スウィフトは“Shake It Off”の著作権侵害を巡る裁判が取り下げられたことが明らかになっている。
2017年9月に3LWというグループが2001年に発表した“Playas Gon’ Play”の作者であるショーン・ホールとネイサン・バトラーは“Shake It Off”が同曲を盗作しているとして訴訟を起こしている。この訴訟は一度棄却されたが、その後、その判決は覆されている。
訴訟は5年以上にわたって続けられてきたが、今回、ショーン・ホールとネイサン・バトラーはテイラー・スウィフトの弁護士と合意に達したとのことで、「法的措置はすべて取り下げられる」という。『ヴァラエティ』誌によれば、合意に達した内容の詳細は明らかになっておらず、金銭面での詳細も明らかになっていない。