知られざるメキシコの誘拐ビジネスの闇に迫り、我が子の奪還を誓った母親の、想像を絶する愛と執念の物語『母の聖戦』が、本日1月20日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国ロードショー、犯人に身代金を手渡すシーンの本編映像を解禁します。
この度解禁されたのは、誘拐された娘の身代金を犯人グループに受け渡すシーンの本編映像。
身代金として、シエロが元夫と共に必死でかき集めた15万ペソ(日本円で約100万円)と車を犯人グループに手渡すが、娘のラウラの姿はそこになく、シエロが問いただすと犯人たちは「15分後に墓地の前で解放する」と言い残し、車で走り去ってしまう。
頼りにしていた元夫は「予想した展開と違ってた…」と呆気にとられた様子でまるで役に立たない。その後、約束された墓地で日が沈み暗くなるまで待っても戻らない娘を想い、声を殺して泣くシエロ。
母親の悲痛な思いが伝わってくるこのシーンは、主人公のモデルとなったミリアム・ロドリゲスの実体験が基になっており、身代金を犯人に渡し、「娘は墓地で解放する」と言われたが、いつまで待っても娘は姿を見せず夜になるまで墓地で待ち続けていたという。
果たして娘のラウラは無事に戻ってくるのか…。気になる続きはぜひ劇場でご覧いただきたい!
母の聖戦
監督:テオドラ・アナ・ミハイ 製作:ハンス・エヴァラエル 共同製作:ダルデンヌ兄弟、クリスティアン・ムンジウ、ミシェル・フランコ
出演:アルセリア・ラミレス、アルバロ・ゲレロ、アジェレン・ムソ、ホルヘ・A・ヒメネス
2021年/ベルギー・ルーマニア・メキシコ合作/135分/カラー/スペイン語/5.1chデジタル/ビスタサイズ
字幕翻訳:渡部美貴 映倫G 配給:ハーク 配給協力:FLICKK 宣伝:ポイント・セット
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