ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルは初のオーケストラとのソロ・アルバム『ミソロジーズ』から“Le Minotaure”の音源が公開されている。
90分を超える本作は振付師でバレエ・ プレルジョカージュの創設者であるアンジェリン・プレルジョカージュが同名のバレエのために依頼したものとなっている。
スコアはロマン・デュマの音楽監督の下、ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団がレコーディングしたもので、バレエは2022年7月にボルドー大劇場で上演されている。
4月7日にリリースされるソロ・アルバムはエレクトロニック・ミュージックではなく、プレス・リリースによれば、「スケールの大きい交響曲の従来の力を反映しつつもオーケストラによるバレエ音楽の歴史を包含したものとなる」という。
“Le Minotaure”は今月公開された“L’Accouchement”に続くもので、アルバムの13曲目に収録される。
一昨年2月、ダフト・パンクは28年に及ぶ活動を経て解散したことが明らかになっている。2006年公開の映画『エレクトロマ』の映像を使った8分の「エピローグ」と題された映像で解散を明らかにしている。解散の理由は明らかにされていない。
ダフト・パンクは最後のアルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』の10周年エディションが5月12日にリリースされることも決定している。
10周年エディションには9トラック35分に及ぶアウトテイクや未発表のデモが収録される。10周年エディションは複数のフォーマットでリリースされるとのことで、3枚組LP、2CD、ストリーミングのほか、オリジナル・アルバムのドルビーアトモスも初めて配信される。
日本盤は特製レンチキュラー・マウスパッドが封入された完全生産限定盤に加え、初回仕様限定盤、完全生産限定盤(アナログレコード : 輸入盤国内仕様)の3形態がリリースされる。