《ホラーの帝王》巨匠ダリオ・アルジェント監督の最新作『ダークグラス』を4/7(金)、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ他全国順次公開、場面写真9点を一挙解禁した。
瞬き針責めや蛆虫プールなど、恐ろしい描写で人々にトラウマを生み出してきたダリオ・アルジェント監督。10年ぶりに放つ《ブラインド》ホラーは、自身で描き続けてきたジャッロの要素が満載!
ヒロイン・ディアナが事故後に目覚める病室の場面は、監督お得意の極彩色の配色で、青を基調とした中にも数箇所真っ赤な小物が配置されている。
他にも、監督デビュー作『歓びの毒牙』(70)の女性ばかりを狙う連続殺人鬼を彷彿とさせる青白く輝くナイフを掲げ今にも迫り来る人影や、 鮮血の魔術師とも呼ばれるアルジェント監督の十八番である血みどろに横たわる女性の姿など、自身の過去作へのオマージュが随所に見られる。
また、幻想的な日蝕やその日蝕を覗き込む真っ赤なルージュを引いたディアナ、白いバンに向かって発砲する眩い光など、監督こだわりの映像美とスリリングなドラマ展開を予想させる。
『トラウマ 鮮血の叫び』(93)や『ダリオ・アルジェントのドラキュラ』(12)にも出演している監督の娘アーシア・アルジェント演じる歩行訓練士のリータが、ディアナを献身的に支える姿も切り取られている。
82歳にして発表した本作は、『スリープレス』(01)、『デス・サイト』(04)、『オペラ座 /血の喝采』(87)などでタッグを組んだフランコ・フェリーニと共に脚本を担当し、 自身のキャリアへの原点回帰とも言える生粋のジャッロ作となっている。
映画史上強烈なトラウマ生み出したホラーの帝王が、幻想的かつスタイリッシュな映像美で再びあなたを恐怖に陥れる!原点回帰のジャッロをスクリーンで堪能せよ!
ダークグラス
監督:ダリオ・アルジェント 脚本:ダリオ・アルジェント、フランコ・フェリーニ 音楽:アルノー・ルボチーニ
出演:イレニア・パストレッリ、アーシア・アルジェント、シンユー・チャン
2021年/イタリア・フランス/イタリア語/85分/カラー/シネスコ/5.1ch/原題:Occhiali neri/日本語字幕:杉本あり
提供:ロングライド、AMGエンタテインメント 配給:ロングライド 公式サイト: https://longride.jp/darkglass/