年度ベルリン国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金熊賞を受賞した日仏共同製作によるニコラ・フィリベール監督最新作『ON THE ADAMANT』(英題)の邦題を、『アダマン号に乗って』とし、4月28日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国公開することが決定した。
5年ぶりの新作の舞台は、パリの中心地・セーヌ川に浮かぶ木造建築の船。
ユニークなデイケアセンター<アダマン号>。精神疾患のある人々を迎え入れ、文化活動を通じて彼らの支えとなる時間と空間を提供し、社会と再びつながりを持てるようサポートをしている。
運営するのは、精神科医療の世界で起こる“質の低下”や“非人間化”の波にできる限り抵抗しようとするチームだ。
患者もスタッフも区別なく、誰しもにとって生き生きと魅力的なこの場所を、監督は「奇跡」だという。
そして本作でもニコラ監督は、ここにやってくる人たちに寄り添い、優しい眼差しで捉え見つめ続ける。
合わせてビジュアルと特報、場面写真も解禁!今日もここにはいろんな人たちがやってきます。のコピー通り、絵画を制作したり、ダンスを踊ったり、ピアノを弾いたり、誰しもにとって生き生きと魅力的なこの場所とここにやってくる人々の姿が映し出されている。
アダマン号に乗って
監督:ニコラ・フィリベール
2022年/フランス・日本/フランス語/109分/アメリカンビスタ/カラー/原題:Sur L’Adamant/日本語字幕:原田りえ 共同製作・配給:ロングライド 協力:ユニフランス
© TS Productions, France 3 Cinéma, Longride – 2022
https://longride.jp/adaman/