Mike Rutherford、最後のライヴでどんな心境になったかについて振り返る

Mike Rutherford

ジェネシスのマイク・ラザフォードは新たなインタヴューでバンドとしての最後のライヴについて「感動的な気持ち」になったと語っている。

マイク・ラザフォードは『クラシック・ロック・マガジン』誌のインタヴューで2022年3月26日にロンドンのO2アリーナで行われた最後のライヴについて振り返っている。

マイク・ラザフォードはセットリストに目をやった時に演奏する曲が数曲しか残っていないことを知って、「感動的な気持ち」になり始めたと語っている。

マイク・ラザフォードは次のように語っている。「終わった後にピーター・ガブリエルと70年代からマネージャーを務めていたリチャード・マクファイルが楽屋にいたのは素敵だったね。それ以外の人たちについてはバックステージを締め切ったんだ」

「でも、実際のライヴは変な感じだった。セットリストを見て、あと4曲しか残っていないとなるまでは大丈夫だった。その紙を見て、感動的な気持ちになったんだ。新型コロナウイルスの問題を乗り越えなければならなかったわけだけど、最後までやり抜くことができたのは本当によかったよ」

「自分たちの音楽がみんなの人生にとってどれだけ大切なものなのか、つい忘れてしまうんだ。例えば、30年間、公演をやっていなかったアメリカの都市で2公演をやったけど、どちらの公演も売り切れた。それはジェネシスがいかに素敵な形で届いていたかを証明することになった。悲しさもあるけど、最後のツアーは楽しむことができた。フィル・コリンズやトニー・バンクスとステージを共にするのは常に楽しかったよ」

マイク・ラザフォード、フィル・コリンズ、トニー・バンクスからなるジェネシスはダリル・ステューマー、ニック・コリンズ、ダニエル・ピアース、パトリック・スミスをサポート・メンバーに迎えて最後の公演を行っている。

1967年にサリー州ゴダルミングにあるチャーターハウス・スクールで結成されたジェネシスは55年に及ぶキャリアに終止符を打っている。音楽界で最も成功を収めたアーティストの一つで、全世界で1億枚以上のセールスを記録している。

関連NEWS

  1. Genesis、13年ぶりとなる再結成を果たすことが正式に明らかに

  2. Phil Collins

    Phil Collins、メキシコの教会にあるキリスト像が彼にそっくりだと話題に

  3. Phil Collins

    Phil Collins、LIVE AIDでのLed Zeppelinとの共演を降りたかったと語る

  4. Genesis

    Genesis、新型コロナウイルスを受けて再結成ツアーを延期することを発表

  5. Steve Hackett

    元GenesisのSteve Hackett、7月に来日公演が決定

  6. Genesis

    GenesisとPhil Collins、原盤権と音楽出版権の一部を3億ドルで売却したことが明らかに

  7. Phil Collins

    Phil Collins、トランプ大統領の集会で楽曲を使用されたことを受けて使用禁止命令を申請

  8. Genesis

    Genesis、2021年にUKで行う再結成ツアーのリハーサルを開始

  9. Genesis、13年ぶりとなる再結成が実現か

  10. Phil Collins

    Mike Rutherford、Phil Collinsの健康状態について語る

  11. Steve Hackett

    プログレ界、最高峰のギター・レジェンド、元GenesisのSteve Hackettが7月に来日!名盤「月影の騎士」「幻惑のスーパーライヴ」の完全再現に挑む

  12. Genesis

    Genesis、グループとして最後のライヴを行う

  13. ジェネシス、スタジオ・アルバム14作品がアナログ盤で再発売されることに

  14. Peter Gabriel

    Peter Gabriel、来たる新作からのファースト・シングル「Panopticom」の音源が公開

  15. Genesis

    Genesis、公式YouTubeで過去のライヴを配信することに