4月に来日公演を日本武道館で行うエリック・クラプトン。彼が、1990年~91年にロイヤル・アルバート・ホールで行った公演をまとめた『エリック・クラプトン アクロス24ナイツ』が、本年デビュー60周年を記念し、2023年6月9日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷・アップリンク吉祥寺、6月16日(金)角川シネマ有楽町ほかにて全国順次公開することが決定した。
エリック・クラプトンは、本拠地とするロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで、1990年1月18日から2月10日まで18回のライヴ・シリーズを行った。
4人編成からホーンセクションの入った13人編成、オーケストラとの共演まで、日ごと様々な趣向が繰り広げられる記念碑的なものとなった。さらに翌91年の2月5日からスタートした同会場での公演では、4人編成、ホーン無しの9人編成に、彼の敬愛するアルバート・コリンズやバディ・ガイらをゲストに招いたブルース・ナイト、そしてマイケル・ケイメン指揮のロイヤル・フィルハーモニー・オーケストラを配した夜という、3月9日のフィナーレまで24回もの記録的な連続公演を成功させた。
全42回の公演の多くはフィルムで記録されていたが、30数年を経た今ベストパフォーマンスを選び抜いて編集、4Kで作り上げたのが本作となる。
収録された楽曲は、バラエティに富んだ全17曲。そのうち、「いとしのレイラ」をモチーフにしたオーケストラによるプロローグを含めると、なんと13曲がこれまで公開されていなかったもの。
30数年にわたって世界中のファンが待ち望んでいた未発表音源、映像が、至上の音響と4K映像でよみがえる。
監督は、『エリック・クラプトン/ロックダウン・セッションズ』、レディオヘッド『イン・レインボウ』、ビヨーク『atロイヤル・オペラ・ハウス』、ペット・ショップ・ボーイズ『インナー・サンクタム』、アリス・クーパー『ブルタリー・ライブ』など数多くの名作ライヴ映像を手がけてきたデヴィッド・バーナード。
2022年には宇多田ヒカルのHikaru Utada Live Sessions from Air Studiosも監督している。
イギリス本国では5月公開予定。以降、全世界で順次上映されることになっている。
エリック・クラプトン アクロス24ナイツ
出演:エリック・クラプトン、マイケル・ケイメン、フィル・コリンズ、アルバート・コリンズ、バディ・ガイ他
監督:デヴィッド・バーナード 原題:Eric Clapton – Across 24 Nights
2023年/115分/1.83:1/イギリス/字幕(歌詞全訳):小泉真祐
配給:オンリー・ハーツ 🄫2023 Bushbranch Studios Ltd