フューチャー・アイランズは2024年1月26日に通算7作目となるニュー・アルバム『ピープル・フー・アーント・ゼア・エニーモア』をリリースすることを発表している。
アルバムのリリース発表に合わせて、新曲“The Tower”がミュージック・ビデオと共に公開されている。ミュージック・ビデオはドラマ『トップボーイ』、『将軍 SHOGUN』を手掛けたジョナサン・ヴァン・タルケンが監督を務めている。
“The Tower”のミュージック・ビデオはこちらから。
ジョナサン・ヴァン・タルケンはフューチャー・アイランズのヴォーカリストであるサミュエル・T・ヘリングと『チェンジリング ニューヨークの寓話』でもコラボレーションしており、ジョナサン・ヴァン・タルケンはミュージック・ビデオの撮影について以下のように語っている。
「サムのステージを見たことがある人なら誰でも、彼が全身と声を使い、胸が締め付けられるような優しさから、狂気を孕んだ凶暴さまで、自在に演じ分けられる、真の意味で人を惹きつけるパフォーマーであることを知っているだろう。彼が『チェンジリング』で、ある人格のように見えて、実は別の人格であるという複雑なキャラクターを演じる役に抜擢されたのは、そのためでもあるんだ。ベテラン俳優にとっても容易ではない役どころだったが、サムは持ち前の演技力、カリスマ性、賢さ、そして天性の共感力のすべてを発揮して、観客を釘付けにする演技を見事に演じてみせた。私は、彼のように、音楽で築き上げた個性を活かして、演技をするようになった人と仕事ができてとても楽しかった。そして今回のビデオでバンドとコラボレーションできたことは本当に喜ばしいことで、特に光と闇という二面性を文字どおり、そして比喩的に表現した作品だったことが最高だった。番組と同じように魅惑的で、心を揺さぶるようなパフォーマンスを引き出すことができたが、今回は脚本の代わりに、この楽曲があったのだ」
新作『ピープル・フー・アーント・ゼア・エニーモア』はフューチャー・アイランズとスティーヴ・ライトの共同プロデュースで、ミックスはスティーヴ・ライトとクリス・コーディが担当している。