12月8日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開される『ヘル・レイザー<4K>』、キービジュアル第二弾となる新ビジュアルが解禁となった。
『ハロウィン』『13日の金曜日』『死霊のはらわた』『エルム街の悪夢』など、70年代末から80年代を席巻したホラー映画シリーズの中で最後期に登場、<幻想恐怖>という新しい概念を提示し、恐怖と官能が入り混じる斬新な世界観と共に、世界を悪魔の呪縛に巻き込んだ『ヘル・レイザー』。最近では2022年に作られたリメイク版が話題になるなど、映画、ゲーム、アニメとジャンルを超えて現在も多くの影響を与え、ファンを増殖し続けている「ヘルレイザー」シリーズの原点だ。監督は「血の本」シリーズで世界幻想文学大賞、英国幻想文学大賞を受賞するなど一大センセーションを巻き起こした英国の天才恐怖作家クライヴ・バーカー。自身の原作「ヘルバウント・ハート」をもとにした渾身の初監督作である。
物語のキーワードとなるのは、極限の快楽をもたらす謎のパズルボックス<ルマルシャンの箱>。このパズルボックスを解くと、異次元の領域に存在するセノバイト=魔道士が地上に召喚される。セノバイトのリーダー、ピンヘッドは一度見たら忘れられない禍々しいビジュアルかつ、恐るべき攻撃力を備えているが、無差別な殺戮や拷問は行わず、交渉や論理的説得に応じる知性もあわせもつキャラクター。この度映画に初の4Kレストアが施され、誰かが封印を解いたことにより、魔道士たちが35年ぶりに呼ばれて出てきてしまった。今回解禁された新ビジュアルはなんと<封印解除>をとらえた10連ビジュアル。<ルマルシャンの箱>に始まり、久しぶりに地球に降り立ったピンヘッドが、呼んだ者の魂を切り裂くべく徐々に接近する大迫力。最後はあまりに迫り過ぎて顔面部分だけになってしまっている。頭部の輪郭はない。
ヘル・レイザー<4K>
1988年アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭・恐怖映画賞受賞
1988年ポルト国際映画祭・審査員特別賞受賞、国際ファンタジー映画賞ノミネート
1987年シッチェス・カタロニア国際映画祭・最優秀作品ノミネート
監督・原作・脚本:クライヴ・バーカー
製作:クリストファー・フィッグ 撮影:ロビン・ヴィジョン 音楽:クリストファー・ヤング 特殊メイク:ボブ・キーン
クリーチャー創造監修:ジョフ・ポーターズ
出演:アシュレイ・ローレンス、アンドリュー・ロビンソン、クレア・ヒギンズ、ダグ・ブラッドレイ
1987年|イギリス映画|94分|カラー|ビスタ|PG-12 | ニュー・ワールド・ピクチャーズ製作|フィルム・フューチャーズ・プロ作品|原題:HELLRAISER|DCP
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キングレコード提供 フリークスムービー第一回配給作品
公式HP:HELLRAISER.JP