ザ・ローリング・ストーンズは2002年11月に2000人の会場で行われたライヴを収録した『ライヴ・アット・ザ・ウィルターン』を3月8日にパッケージ商品として初発売することが決定している。
『ライヴ・アット・ザ・ウィルターン』は、バンドの40周年を記念し、同じく40周年記念として発売されたコンピレーション・アルバム『フォーティ・リックス』を引っさげて行われた「リックス・ワールド・ツアー」より2002年11月22日にロサンゼルスのウィルターン・シアターで行われた公演を収録した作品となっている。
2000人ほど収容の小さな会場での公演では“No Expectations”や“Stray Cat Blues”、ソロモン・バークを迎えた“Everybody Needs Somebody to Love”などが披露され、トム・ペティ、ニール・ヤング、シェリル・クロウ、ジョニー・デップ、スティーヴン・スティルス、そしてエディ・マーフィーらが観客として来場していた。
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ロニー・ウッドはこの公演について「ツアーすべてを、お決まりの内容のショウで乗り切りたくなかった。思いもよらない曲をやりたかった」と述べている。
ミック・ジャガーは次のように続けている。「その方が、観客にとってもバンドにとっても、より面白いし。今まで以上にセットリストを作るのに時間をかけて考えているよ」
キース・リチャーズは次のように語っている。「ツアー中には天気が悪かったり、バンドの半分くらいが何らかの理由でダウンしていたりすることも、時にはある。でも、そういう明らかに憂鬱な日を除いては、驚くほど新鮮な感覚がみんなの中にある」
リリースされるフォーマットはDVD+2CD、ブルーレイ+2CD、2CD、3LPとなっている。