ザ・ローリング・ストーンズは新作にザ・ビートルズのポール・マッカートニーが参加していることを認めている。
先日、『ヴァラエティ』誌は複数の情報筋がアンドリュー・ワットがプロデュースするザ・ローリング・ストーンズの新作にポール・マッカートニーとリンゴ・スターが参加すると語っていると報じていた。ポール・マッカートニーはロサンゼルスで行われたセッションでベースでプロジェクトに参加したという。
CNNはザ・ローリング・ストーンズの担当者からEメールを受け取ったとのことで、80歳のポール・マッカートニーが「1曲だけザ・ローリング・ストーンズの曲」でベースを弾いていることを認めたと報じている。
一方、報道に反してもう一人のザ・ビートルズの存命メンバーである「リンゴ・スターはまったく参加していない」と回答しているという。
ヴァラエティ』誌は2005年発表の『ア・ビガー・バン』以来となるスタジオ・オリジナル・アルバムがミックスの段階にあると報じている。リリース日については明らかになっていないものの、ミック・ジャガーはここ数年、散発的に情報を提供してきた。
2020年、ミック・ジャガーはザ・ローリング・ストーンズが「まとまった曲」をレコーディングしており、「ヴォーカルと楽器を足して仕上げているところだ」と語っていた。「いいサウンドなんだよ。これまでにやったものは自分にとってはすごくいい感じだったんだ」
昨年、キース・リチャーズはジャマイカで行った1週間のセッションで「数えられないくらい」の曲をレコーディングしたと語っている。今年に入ってキース・リチャーズはインスタグラムで「新曲を進めているところなんだ」と語っていた。
一方、ポール・マッカートニーは2022年に公式ウェブサイトのQ&Aでアンドリュー・ワットを含む「何人かの人とレコーディングを行った」と述べていた。「彼はすごく面白い人物でね。楽しかったよ」アンドリュー・ワットはパール・ジャム、イギー・ポップ、オジー・オズボーンといったアーティストをこれまでプロデュースしており、オジー・オズボーンは2つのグラミー賞を受賞している。
ポール・マッカートニー、アンドリュー・ワットが参加しているというザ・ローリング・ストーンズの新作には亡くなったドラマーのチャーリー・ワッツの音源も使われると見られている。