ザ・フーのピート・タウンゼントは80歳で亡くなったザ・ローリング・ストーンズのドラマーのチャーリー・ワッツに追悼の意を表している。
バンドからの公式の声明でチャーリー・ワッツは「ロンドンの病院で家族に囲まれながら穏やかに亡くなりました」と発表されている。
現段階でチャーリー・ワッツの死因は明らかになっていない。彼は2004年に咽頭ガンを患っていた。
ザ・フーのギタリストであるピート・タウンゼントは虹の写真をインスタグラムで投稿しており、アラブ馬のブリーダーとしても知られるチャーリー・ワッツについて次のように述べている。「満月、虹、それらは常に兆候だった。チャーリー・ワッツはキース・ムーンの葬儀で泣いていた。今日は自分もあのような涙を流せたらと思うのに。代わりにさようならを言わせてほしい。彼はロック・ドラマーではなく、ジャズ・ドラマーだった。ザ・ローリング・ストーンズがカウント・ベイシーのバンドのようにスウィングしていたのはだからだった。夫人と娘さんに神の御加護を。馬たちも彼のことを惜しむことになるだろうね」
ミック・ジャガーとキース・リチャーズはそれぞれソーシャル・メディアで胸を打つ写真を投稿しており、ロニー・ウッドは自身とチャーリー・ワッツが写った写真を投稿して、追悼のメッセージを寄せている。「心から惜しむことになるでしょう。あなたは最高でした」
チャーリー・ワッツは今度のツアーに参加しないことが先日発表されていた。キース・リチャーズとコラボレーションを行ってきたスティーヴ・ジョーダンが代役を務める。チャーリー・ワッツの不参加は病名の公開されていない医療処置のためで、手術は「完全に成功した」と発表されていた。
チャーリー・ワッツは1963年からザ・ローリング・ストーンズに在籍している。チャーリー・ワッツはミック・ジャガーとキース・リチャーズと共に2016年発表のカヴァー・アルバム『ブルー&ロンサム』まですべてのアルバムに参加している唯一のメンバーとなっている。