ジャスティスはニュー・アルバム『ハイパードラマ』より2曲の新曲が公開されている。
4月26日にリリースされるジャスティスのニュー・アルバムからはテーム・インパラが参加した“One Night/All Night”とセカンド・シングル“Generator”が公開されている。
ギャスパール・オジェとグザヴィエ・ドゥ・ロズネから成るジャスティスは新曲の一部音源を公開して、アルバムのリリースを予告していた。
アルバムはデジタルやCDに加えて、様々なアナログ盤の予約もオフィシャル・サイトでは受け付けられている
「この曲はジャスティスのダーク/テクノにおける反復が、テーム・インパラのケヴィン・パーカーによるディスコ・サウンドに出くわしたサウンドにしたかったんだ」とジャスティスは“One Night/All Night”についてプレス・リリースで語っている。
「ケヴィンはシンプル且つナチュラルでありながらも、魅力的且つ奇妙なメロディーを作曲するセンスを持っている。この曲で純粋なエレクトロニックとディスコ・ミュージックの両方を彷徨っているような感覚に陥ることができる。この感覚はまさにニュー・アルバムで表現したい1つのジャンルから、別のジャンルへ移り変わる様を明確にこの1曲で示せているのではないかと思っている」
“One Night/All Night”のミュージック・ビデオと“Generator”の音源はこちらから。
“Generator”についてジャスティスは次のように続けている。「僕たちにとってはサルソウル・オーケストラの“Getaway”の様でありながら、ハードコア・テクノの一つに分類されるガバというジャンルと90年代のハードコア・テクノが加わっているようなサウンドなんだ。ディスコ/ファンク、そしてエレクトロニックはジャスティスを形成するとてもコアな要素なんだよ。『ハイパードラマ』ではそのジャンルが共存しながらも、穏便ではない状態を作りたかった。それぞれのジャンルが注目を浴びるためにお互いに争わせたかったんだ」
楽曲のリリースと同時に公開された“One Night/All Night”のミュージック・ビデオはファンタズムがプロデュース、そしてアントン・タミが監督を手掛けている。監督を務めたアントン・タミは「ジャスティスの二人にクロスの中を旅するミュージック・ビデオなんてどうだろう、と提案してみたのです。ずっとこんな作品を夢見ていました。人間の胚や、心臓の周りのストロボライトを、奇妙ながら、実験的なオブジェで表現してみました」と語っている。
ニュー・アルバムはジャスティスにとってサード・アルバム『ウーマン』以来8年ぶりのアルバムとなり、2018年にはリミックス・アルバム『ウーマン・ワールドワイド』がリリースされている。ジャスティスは今年のコーチェラ・フェスティバルに出演することも決定している。