世界が憧れるスーパースター(エルヴィス・プレスリー)と恋に落ちた14歳の少女プリシラの物語を繊細に美しく描き、昨年のベネチア国際映画祭にてケイリー・スピーニーが最優秀女優賞を受賞したソフィア・コッポラ監督(『ロスト・イン・トランスレーション』(03))の最新作『プリシラ』が4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー、エルヴィスを一心に見つめる14歳のプリシラや、情熱的に見つめ合うエルヴィスとプリシラ、さらに大邸宅グレースランドでの二人きりの甘美な時間など、スーパースターと恋に落ち、魅惑の世界に足を踏み入れたプリシラの変化が感じられる新たな場面写真7点が解禁。
今回解禁となった新たな場面写真は、エルヴィスを一心に見つめるプリシラやドイツでの兵役を終え、離れ離れになる彼を見送る悲しげな表情、互いを情熱的に見つめ合う二人の姿など、恋に落ちたプリシラの心の動きが伝わってくる。一方、取り巻きに囲まれる様子や、ベッドの上でカメラをむけるエルヴィスとの甘美な時間を映し出したカットからは、華やかだが、どこか“彼の世界”に生きることになったプリシラの閉塞感もふと見え隠れする。 そしてどのカットもプリシラが見つめる先にはエルヴィスがいる。まさにプリシラの目線から描くという、ソフィア・コッポラ監督のこだわりの一端を垣間見ることができる。
またこれまでもソフィア・コッポラ監督は、伝記を思いきりひっくり返して解釈してきた。『マリー・アントワネット』(06)は、悪びれることもなく若さにあふれた、歴史的に不遜な作品だ。ヴェルサイユの放縦を、権力の領域に追いこまれ、自身の慰めを見つけなければならなかった世間知らずな子どもの目を通して斬新に描きだしている。
本作においてもソフィア・コッポラ監督は、伝記についての自身の見解をこう述べる。「映画の醍醐味は、誰かの世界に完全に入り込んで 自分の世界と結びつくものや、驚かされるもの、心乱されるものが見えてくるところです。私はそういう映画をつくりたい。だから、観る人には100%プリシラになりきって観てほしいのです」
オリジナルグッズは2種類の展開!『プリシラ』のテーマカラーであるスカイブルーの生地に白のロゴ、ソフィア・コッポラ監督名をあしらったトードバッグ。そして、オーガニックコットンキャンパスにスカイブルーのロゴとソフィア・コッポラ監督名をあしらったポーチが登場。 公開日の4/12(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、WHITE CINE QUINTO、蔦屋銀座店、ギャガ公式オンラインストアにて販売いたします。
プリシラ
監督・脚本:ソフィア・コッポラ 『ロスト・イン・トランスレーション』(03)、『マリー・アントワネット』(06)
出演: ケイリー・スピーニー 『パシフィック・リム: アップライジング』(18)
ジェイコブ・エロルディ 「ユーフォリア/EUPHORIA」シリーズ(TV・19~)
原題:PRISCILLA/2023/113分/アメリカ・イタリア/ビスタ/5.1chデジタル/字幕翻訳:アンゼたかし/映倫:PG12
配給:ギャガ 公式サイト:https://gaga.ne.jp/priscilla/
©The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023