Jimmy Page、仕事をしたSteve Albiniに追悼の意を表明

Jimmy Page

レッド・ツェッペリンのギタリストであるジミー・ペイジは亡くなったプロデューサーのスティーヴ・アルビニに追悼の意を表している。

スティーヴ・アルビニはシカゴにある彼のレコーディング・スタジオ、エレクトリック・オーディオで心臓発作のために亡くなっている。訃報はスタジオのスタッフによって発表されている。

ペイジ&プラントのセカンド・アルバム『ウォーキング・イントゥ・クラークスデイル』でスティーヴ・アルビニと仕事をしたジミー・ペイジはフェイスブックで次のように述べている。「今週、スティーヴ・アルビニの訃報を聞いて、すごく悲しいよ。ロバート・プラントと私は1997年発表のアルバム『ウォーキング・イントゥ・クラークスデイル』で彼と仕事をした。あの作品は今でも誇りに思っているんだ」

「スティーヴ・アルビニとは強い繋がりがあり、それであのアルバムをやってみた。彼は世界有数のミキサー/オーディオ・エンジニアとしての経歴と経験を下に手掛けてくれた。彼はアナログのテープで仕事をするのが好きで、事実、シェラックという自身のバンドでも使っていた。彼は知識が豊富で、情熱もあり、アビイ・ロードの第2スタジオとRAKスタジオで行われたレコーディング・セッションでも献身的にやってくれた」

「スティーヴ・アルビニはニルヴァーナのサード・アルバムやピクシーズ、ブッシュの作品も手掛けた。彼は印象的な経歴を持ち、リアルな功績を残すことになった。安らかに、スティーヴ」

https://www.facebook.com/jimmypage/posts/pfbid0UJTz8w4tcpPZeCaFDCC9NN4u3NZAB6XgWHMmJy8SXnvtGBCZyDxY6M6rLyoAXcd1l

2020年のインタヴューでスティーヴ・アルビニは『ウォーキング・イントゥ・クラークスデイル』について次のように語っている。「あのような経歴と経験を持つ人と一緒にいるのはすごく緊張したよ。依頼を受け、彼らを満足させることができたと実感できたのは嬉しかったね」

「セッションの中でミュージシャンとしても人としても感心する気持ちが大きくなっていった。ジミー・ペイジはギター・プレイヤーとしてもプロデューサーとしても知られ、レッド・ツェッペリンをまとめていた人物だからね。でも、彼について最も印象的だったのは驚くほど細部まで聴き取る能力だった。彼は何かのプレイバックを聴いて、信じられないほどの鋭さで好きか嫌いかの小さなディテールを選び出すことができた。あなたや私には同じように聞こえる2つのパッセージでも、彼には3連符の2つ目の連符の3つ目の音が強調されていないとか、そういうことが聴き取れた。彼は音楽を正確に細部まで聴き取ることができる。群れの中のすべての鳥を見ることができるようだと評していたね」

スティーヴ・アルビニはシェラック、ビッグ・ブラック、レイプマンといったバンドでフロントマンを務め、ニルヴァーナの『イン・ユーテロ』、ピクシーズの『サーファー・ロザ』、PJハーヴェイの『リッド・オブ・ミー』、マニック・ストリート・プリーチャーズの『ジャーナル・フォー・プレイグ・ラヴァーズ』などをプロデュースしたことで最もよく知られている。

スティーヴ・アルビニは「プロデューサー」という言葉を嫌い、代わりに「エンジニア」という呼称を好んでおり、「レコーデッド・バイ・スティーヴ・アルビニ」というクレジットを気に入っていた。彼は音楽業界がアーティストを経済的に搾取し、スタイルを均質化してきたと公言しており、倫理に反するとして自分がレコーディングした音源からの印税を一切拒否したことで知られている。

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