エイフェックス・ツインは『セレクテッド・アンビエント・ワークス・ヴォリューム2』の30周年記念新装エクスパンデッド・エディションがリリースすることが発表されている。
エクスパンデッド・エディションについてはワープ・レコードのインスタグラムで予告されていた。ボックスセットには折りたたみ式のポスター、ステッカーシート、ポール・ニコルソンによるアートワークの開発スケッチが掲載されたブックレットが同梱される。
エクスパンデッド・エディションは、日本限定3枚組CDボックスセット、日本語帯付き4枚組LP、輸入盤3枚組CD、輸入盤4枚組LP、そしてTシャツ付セット (日本限定3枚組CDボックスセット / 日本語帯付き4枚組LP) の形態でリリースされる。また、これまで“Stone In Focus”として知られ、LP盤のみでしか聴けなかった“#19”、初めてフィジカル・フォーマットでリリースされる“th1 [evnslower]”、今回初めて公式リリースされる“Rhubarb Orc. 19.53 Rev”が追加音源として収録される。
今回のリリース発表に合わせて“#19”の音源が各種ストリーミング・サービスで公開されている。
1994年にリリースされた『セレクテッド・アンビエント・ワークス・ヴォリューム2』はエイフェックス・ツインのこれまでの作品とは異なり、主にビートレスなサウンドが特徴で、リリース時にUKアルバム・チャートで11位を獲得したこのアルバムは、アンビエント・テクノからダークなアンビエント・ミュージックへと移行した、エイフェックス・ツインの代表作とされている。