ロンドンのヒースロー空港、ターミナルに新人アーティストを紹介するステージを展開

ロンドンのヒースロー空港はソーファー・サウンズと協力して、今夏の間、ターミナル5でイギリスの新人アーティストに光を当てるイベントを行うことが決定している。

2009年に立ち上げられたソーファー・サウンズは世界各地で型破りなライヴをエド・シーラン、ザ・ナショナル、オリヴィア・ディーン、ビリー・アイリッシュ、リオン・ブリッジズ、ホージア、ウルフ・アリスらと開催してきている。

ソーファー・サウンズはフェスティバル・シーズンに忙しく空港のターミナルを使って移動する業界の重役の関心を得ようと、ジャズ、フォーク、ポップ、ロック、R&B、ソウルのイギリスの新人アーティストが出演するヒースロー・イントロデューシング・ステージを企画している。

現地時間6月25日には第1弾アクトとしてチャイナ・ベアーズ、ザ・ハーフウェイ・キッド、オリヴィア・ネルソンがステージに出演している。オリヴィア・ネルソンは今年のグラストンベリー・フェスティバルのBBCミュージック・イントロデューシング・ステージにも選出されている。

「ヒースロー・イントロデューシング・ステージはエンタテインメントを提供するだけでなく、キャリアを新たな高みへと押し上げるものです」とソーファー・サウンズのキャロライン・コモラフェは語っている。「特にフェスティバルのシーズンがピークを迎える中、ヒースロー空港を利用する重役の目に触れる機会を提供することは業界への参入を目指す人々にとって画期的なことです」

今年の夏はヒースロー空港が過去最高に混雑すると予測されており、今週だけで180万人の旅客が同空港を利用する予定となっている。

「私たちは世界中の人々が空港に到着した瞬間からUKの新進気鋭の音楽的才能や英国カルチャーを体験できる機会を提供し、同時に英国のタレントが彼らのキャリアを加速させる手助けができることを誇りに思っています」とヒースロー空港のトニア・フィールディングは語っている。

「このような活動はカルチャー、イノヴェーション、エクセレンスに対する私たちの取り組みを応援するものです」

ヒースロー・イントロデューシング・ステージは7月12日と7月24日にもライヴが行われる予定となっている。

関連NEWS

  1. ゼルダの伝説、新作の発売イベントで子どもたちがデス・メタルの演奏にサークル・ピットを作る姿が話題に

  2. Sampha

    Sampha、『ジュールズ倶楽部』よりパフォーマンス映像が公開

  3. Joy Crookes

    Joy Crookes、ニュー・シングル“Anyone But Me”の音源が公開

  4. The Lathums

    The Lathums、「Struggle」を美術館で披露したパフォーマンス映像が公開

  5. Sonic Boom

    Sonic Boom、30年ぶりとなる新作より新曲“The Way That You Live”が公開

  6. 世界でストリーミングされている10曲のうち1曲がUKのアーティストという調査結果が明らかに

  7. Spotify

    Spotify、全世界で最も再生された2021年のランキングが明らかに

  8. I.JORDAN

    I.JORDAN、デビュー・アルバムのリリースを発表&新曲「Real Hot N Naughty」が公開

  9. ジュールズ倶楽部

    ジュールズ倶楽部、番組放送開始30周年を記念した一夜限りのコンサートが開催されることが決定

  10. Warp Records

    Warp Records、30周年を記念してアーティストや著名人による第3弾プレイリストが公開

  11. イギリスの音楽業界

    イギリスの音楽業界、女性アーティストの約半数がセクハラを受けたことがあるとする調査結果が明らかに

  12. ウドー音楽事務所

    ウドー音楽事務所、WEBショップ開設1周年を記念したキャンペーンを開始

  13. Gibson

    Gibson、3000本以上の偽造エレクトリック・ギターを押収したことが明らかに

  14. Sting

    Sting、アルバム『デュエッツ』を11月27日にリリース

  15. アルゼンチン代表

    アルゼンチン代表がワールド・カップで優勝したことを受けてエンタテインメント界からも反応の声