アミル・アンド・ザ・スニッファーズは3年ぶりとなるニュー・アルバム『カートゥン・ダークネス』を10月25日にリリースすることを発表している。
アルバムのリリース発表に伴ってニュー・シングル“Chewing Gum”が白黒のミュージック・ビデオと共に公開されている。
“Chewing Gum”のミュージック・ビデオはこちらから。
プレス・リリースでシンガーのエイミー・テイラーは新作について「気候変動、戦争、AI、慎重過ぎる政治、現代の神であるビッグ・テックのデータ・ビーストに利するだけなのにオンラインで声を上げてしまっている人々」について扱っていると語っている。
「私たちの世代は甘やかされた情報しか与えられていないという事実についてよね」とエイミー・テイラーは続けている。「大人のように見えるけど、ずっと殻にこもった子どもなの。喜びや楽しさを生むことのない気晴らしを受動的に受け入れている。その先にあるのは無感覚よね」
新作はパブリック・イメージ・リミテッド、ザ・スリッツ、ギャング・オブ・フォーのエンジニアを務めたニック・ローネイと共にレコーディングされている。ニック・ローネイは近年はニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ、ヤー・ヤー・ヤーズ、アイドルズの作品を手掛けている。
「『カートゥン・ダークネス』は未知の世界、存在すらしていないのに酷さを感じる迫り来る未来のスケッチへ頭から飛び込んでみることなの。子どもじみた闇よね。中途半端に悪魔に会ったり、今あるものを嘆いたりはしたくない。未来はアニメのようで、その先行きは暗いけれど、目新しくもある。冗談に過ぎないから、楽しんで」