クイーンのギタリストであるブライアン・メイはザ・ラスト・ディナー・パーティーに賛辞を寄せている。
ブライアン・メイはザ・ラスト・ディナー・パーティーがロンドンのイヴェンタム・アポロで行った公演を訪れて、楽屋で撮影した写真をインスタグラムに投稿している。
ブライアン・メイは次のように述べている。「今夜は新たなブリティッシュ・ロックの継承者に会うことができた。ザ・ラスト・ディナー・パーティーだよ。今夜、彼女たちはイヴェンタム・アポロを完全に制圧してみせた。なんて素晴らしいライヴだろう。すごく楽しかった。僕を招待してくれたエミリー、ありがとう。これがまさに求めていたものだ。古き良きロックだった。みんな、この連中を見てくれ」
ブライアン・メイは紙吹雪が会場を埋め尽くす中でラスト・ナンバーとなった“Nothing Matters”を演奏するコンサートの動画も投稿している。
先日、クイーンのロジャー・テイラーはほぼ30年ぶりとなる新曲をリリースする可能性があることを示唆している。「ブライアン・メイと僕でこの間も話をしたんだけど、二人ともいい音源があったら、なんでやらないんだという話になったんだ。今も僕らは演奏もできるし、歌うこともできるからね。だから、なんでやらないんだと僕としては思っているんだ」
一方、ザ・ラスト・ディナー・パーティーは今年2月にリリースされたデビュー・アルバム『プレリュード・トゥ・エクスタシー』が全英アルバム・チャートの1位を獲得しており、デビュー・アルバムとしてはイヤーズ&イヤーズの『コミュニオン』以来となるセールスを記録しており、マーキュリー・プライズにもノミネートされた。
そうした成功にもかかわらず、キーボーディストのオーロラ・ニシェヴシは『NME』に対して「ハイプ」や「イケてるバンド」といった言葉を避けるようにしてきたと語っている。「自分たちの足元のことに集中してきた。自分たちの音楽を演奏して、作曲して、リハーサルすることよね」
ベーシストのジョージア・デイヴィーズは次のように続けている。「リリースまで時間がかかったけど、それは意図的なところもあった。シングルで急に認知されるというよりは全体として広まっていく感じだったの」
ザ・ラスト・ディナー・パーティーは『ロラパルーザ』でも『NME』のインタヴューに答えており、オーロラ・ニシェヴシは既にセカンド・アルバムに向けた曲を書いていることを明かしている。ギタリスト/ヴォーカリストのリジー・メイランドはスチームパンク風の雰囲気を示唆している。「日本に行った時にものすごく買い物をしてしまって、それで価値観が変わった感じがする」